気になるクラファン
プロジェクト主は阪堺電気軌道株式会社。『百寿まであと7年。モ161形車両のうち「モ161号」の動態保存にむけて大規模修繕工事を』がクラウドファンディングで募集されていました。(2021年6月25日まで)
https://readyfor.jp/projects/hankai161
同社が運営する通称 阪堺線で運用されている形式 モ161 電車で運用できるかたちで残る4両(161号・162号・164号・166号)のうちトップナンバーの161号を修繕するというものです。
(写真は何れも163号で2013年2月23日撮影)
思い入れ
中学生になり日本橋に出かけることが多くなってから大変お世話になってきた車両のひとつです。
その頃も昭和3年製造の車両でしたから、既に超古参車両で数年で廃車になってもおかしくないと言っていたぐらいで、自分が老いる頃も動いていたら凄いなぁ?ということを友達と話したりしていましたが、100年も運用されようとしているのですから、恐ろしいことに現実に近づいていきています。
クラファンに参加と現況
少しですが是非ともと参加いたしました。
現在、目標金額 7,480,000円を超え、9,224,000円、もう少しで1億円突破かもです。
それでも、保守メンテナンスとして目標額以上に入り用と思われますで良いと思います。
このモ161形は残る4両と前記したことからも察していただける通り徐々に廃車となってきました。
以前、YouTube動画のほうにUPしました車両音の163号は2013年度に廃車になり今は部品供給用となっているという情報から晩年最後の音だったようです。
【阪堺電車】モ161形163号をバイノーラル録音してみた 2013年2月23日録音 - YouTube
期待すること
今は私の場合、1日切符を買って休日のぶらっと電車でお散歩したいときや、実用的に通勤でメインで使用する路線が事故などになったときに乗りに行く程度ですが、それでもある程度古い車両も残していただけると、単に足として使うだけでなく古い車両が来るたびに楽しくなりますし、新型のトラム型と乗り比べして楽しむこともできますから、そうした目的で乗る方も増えると思います。
堺市沿線から大阪市の南までは、まだまだ大阪らしい情緒ある古い建物が並びます。それらの風景に溶け込み活躍する車両であり続けてほしいと思います。