この方法は、ブロンズ像の彫刻に匹敵するかもしれません。
以前もブログで紹介しましたが、今回は削れた引き戸の敷居を復元してみました。
使い古して、これだけ削れています。
まず、削れた場所をパテの着きが良くなるよう、紙やすりで軽く削りました。
パテは、後で成形しながら削りますので、最終的な形より少し大きくなるくらいに盛りました。
少しずつ練っては盛っていくので付属のポリ手袋だけでは足りませんので、別のポリ手袋を一箱用意しました。
10分で硬化、24時間で完全硬化、加工は24時間後とあるので、だいたいそれくらいから加工を始めました。
NTカッターのドレッサー 大粗目という道具が素晴らしく良く削れる。
小さな歯があって、使い心地はカンナに近く、そぎ落としているという感じです。
これで、サクっと希望の形にしました。
さらに細かな目の紙やすりで表面を鳴らしたり、微調整したりしました。
他の部分もすべて修正し、かたちが整った状態です。
ここから、お気に入りの水性塗料を塗りました。
今回は3回塗りました。
最後に敷居スベリを張り替えました。
ここは将来V時溝をはめてみたいとも思っています。
ではビフォーアフターの時間です。
【Before】
これだけボロボロになっていた引き戸の敷居が…
【After】
再び傷がついて塗装が剥げてもノープロブレム。色が決まっているので、パッチ塗りすれば元通りになります。
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