札幌の家、古いワンルームということもあって、洗濯パンがなく、もちろん洗濯機用の水栓もありません。
前ブログの続きです。
それから、気になり結局、水栓ごと取り換えることにしました。
水道の元栓は管理人さんでないとできないようロックされているマンションですので、管理人さんのいるときに改めて行きました。
休みが1日しか取れなかったので関空-札幌間を日帰りです。現場での作業時間は4時間ぐらい。
時間がないので、到着してすぐに給湯器直下にも止水栓がついている温水の蛇口だけ、試しに交換してみました。
(既に温水側の水栓を取り外したあと)
それにしても、水栓はボロボロの古いものってわかるのだが、壁内の配管はどれも新しい感じがします。マンション全体の配管交換が数年前にあったので、室内もついでに工事できたのかなぁという感じです。
しっかりした、配管になっているので安心で、このマンションにして良かったかもと思えるのでした。
(ネジの隙間にある残ったシールなどを取り除かないと水漏れの原因となる)
水栓交換など、偶にしかしないので、作業イメージがおぼろげ。
そのようなときは、Youtubeなどで、水栓の交換方法を動画で流しているので助かります。
- 一度何もない状態で、水栓を壁側の管に取り付けてみる。その時何周回るかを数えておく。
- テープを7周ぐらいから巻き、取り付けてみる。テープの摩擦で完全に回りきらなくなるか寸前のところ、かつ先に数えておいた最大周回の少し手前のところで、水栓の位置が合えば最良の取付となる。
- 途中でネジを少しでも逆に回してしまうと、テープの摩擦が甘くなり隙間ができ、水漏れの原因になるのでアウト。その場合は、もう一度テープを巻きなおすところから再チャレンジ。
- また、テープの摩擦がないまま、周回最後まで行ってしまってもアウト。その場合は、テープの巻き数を増やして再チャレンジ。
- 3.4.を繰り返し調整しながら最良の状態で取り付けする。
というのだが、一発で一番最後の周回に達する寸前のところでいい具合に固まりました。
簡単に取り換えができました。
(温水側取付済、温水でない方の水栓も取り外したところ)
これで、管理人さんに連絡して元栓を止めてもらい、温水でない水栓も同じ具合で行います。
(こちらも、きれいに掃除します)
そして、これも温水と同じように作業をすると一発で取り換えができました。
最後に水を流して閉めたときに、漏れがないかチェックします。ティシュペーパーなどでふき取り乾燥させたところに、ジワーっと水漏れがないか観察や手で触ってみて水が滲んでないかしっかりとチェックします。・・・結果OK
ただ、壁より1mmぐらい浮いてしまいます。温水でない方は、袴部分の位置調整ができるので、ぴったり壁に付けることもできますが、左右とも同じ感じにしたいです。
何故こうなったのでしょう。
取り外した古い水栓をみると、ネジ部分がえらく短くカットされていました
こういう方法もありなのかなぁ?
普通に考えると、シールテープで防水されるエリアが少なくなるよなぁ。でも、シールテープだけでなく、防食シール材も塗ることで水漏れを二重に防止していました。
まぁ、テープ2、3周で取り付けていた、せこい水道屋さん知っているから、それと同じですかね。・・・ちなみのその水道屋の工事は少したってから一部の付け根から水漏れの苦情がありました。ということでやめましょう。
壁より浮いた1mmは、コーキングで簡易にふさぎました。ヘラがなかったので、最小材料で飛び散った水が壁内に入らないようにしただけです。次に来た時にヘラで綺麗に仕上げます。
(コーキングで壁側をそろえ、温水側は赤色のネジに変更)
これで最初に考えていたキッチンの水栓の基本工事を無事終えました。
双口水栓で分岐、安心です。
(左:温水側 三栄水栓 自在水栓 品番A10J-13 右:カクダイ 双口自在水栓 13 品番7042)
あとは洗濯機へのホースの取付をスマートにするエルボやアダプターなどを取り付けますが、部材がないので、次の機会に。
・・・あと3時間、もう一つしたいことがあったので、この後、怒涛の如く作業を行うのでした。
Amazonで探してみました
これを付けました
少し洒落てクロスハンドル