PCを使うきっかけになった一つが写真の保存。
色あせていくフィルム写真に対してデジタルなら色あせない!
PCで写真の保存ができないかなぁ?
1995年秋、Windows95の発売がされたころ、自作PCの本片手にPCの自作に成功したとともにその写真保存についての可能性も模索を始めた。
その後カメラ本体は3.3M画素デジタルカメラが発売されるや否や飛びつき、それまでのフィルムもフィルムスキャナでデジタル化保存して、「その時の色をそのままに」は実現できた。
1995年といえば年明け間もなく阪神・淡路大震災が発生し、無事だったとしても様々な身の回りの物がなくなる現実を身近に見聞きしたことも大いにあるだろうか、もうひとつ、いざというときのために遠方にバックアップを保存したい・・・
ネットワークがダイヤルアップから高速常時接続へ、クラウドファイルサーバのサービスも出現し可能になってきたが、そのサービス価格が庶民向けでなかった。
ここにきて、年間1万円以下の大容量クラウドストレージが登場して、その実現も可能になった。
20年近くも試行錯誤してきたことが実現しそうなことに、思わずタイトルに「祝」とつけさせていただいた。
そんなにファイル容量がなければ、すぐに実現できるものだが、私が予定している写真バックアップファイルは現在600GBもある。
普段使っているYahoo!で1TBのストレージサービスが始まる予定というアナウンスがあってから1年以上、結局この3月6日に実現できず中止と公式に発表した。
それを期待していたが、予定失われたため代わるものがないか探したところ、次のサービスが候補に挙がった。
1.と2.は、写真共有サイトだが、1.は今のところ「Googleに情報を渡したくない!」活動を一人でしている身にとっては却下。←なんじゃそりゃ、Android使ってるじゃんって突っ込みありそう。2.は、Yahoo!(USA)だから、ちょっと試してみるか。3か月制限なしが700円ぐらいだし。
2.を試した結果、まとめて大量保存ができない限界がある。数十枚程度ずつならいけるがファイルの一括入れ替えなどするバックアップ用途には使える状況でなかった。気に入った写真を皆と共有するだけなら良いサービスだと思った。
3.と4.は、Yahoo!ボックスやDropBoxなど同様、OSのドライブやフォルダのごとく扱えるストレージサービス。ここにきて双方が容量無制限で安価にサービスを始めたことから、双方を比べる記事が1か月前からあり、大いに参考になった。試しに日本語表示のPogoplug cloudを使ってみることにした。
少ないファイルで次のような観点でバックアップができるかひととおり試してみたところ、問題なく完了した。
- Windows8でストレージサービスがP:ドライブとして認識
- そのドライブでのフォルダ・ファイルの読み書きが他と変わりないこと確認
- フォルダ・ファイルのプロパティが変わりなく普通に取得できる
- 個人が作ったフリーのバックアップソフトで差分バックアップができた
今、写真ファイルすべてをクラウド上へコピーを始めた。
みかけアップロード速度100KBほどであるため単純に1カ月以上かかる計算になるが、フォルダごとにあるため重要なフォルダからアップロードしてみることにした。
すべてアップロードできて、差分バックアップの運用に入れるのは当分先のようだが、つづけてここに書いていくつもりだ。