八百万の森

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動きが固い 平面スピーカー Victor Zero AV2 エッジ軟化

サランネットのうらに薄ら見えるのは平面スピーカー Victor で出回るのは珍しい。

中古店に全体的に綺麗で Zero AV2 平面スピーカーに興味があったのでというのを購入してきました。

鳴らしてみると、中高音はまぁまぁ良い感じで鳴っています。

しかし、低音がダメです。

ぱす、ぱすっという音で、ドーンという響くような低音が出ません。

低音域を効率よく鳴らすためのドローンコーンが付いているのにまったく出ません。

エッジを触ると”カチコチ”

コーンに柔らかな紙を当てて保護しながら押し込むと、固い!動かん!

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この状態だと鳴らないでしょう。

布をベースにしたエッジはブレーキフルードを使用して手軽にエッジを軟化する方法があるので、やってみました。

安いブレーキフルードの主成分、グリコールエーテルで軟化させるのが目的です。

調達したのは Honda Ultra ブレーキフルード グレードはより上位な DOT4!

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喜んでいい物じゃないって(;^ω^)

DOT4って、高温耐性をよくするためにホウ酸でエステル化しているというから、軟化目的には要らない物質が混じっているといえます。

そういうのがなく、主成分オンリーぐらいの下級の DOT3 が良いようです。

しかし、お店にこれしかなかったので、やむを得ず DOT4 グレードとなりました。

DOT3 も DOT4 も目的を達成するにはグリコールエーテル主成分ですので変わりありません。

DOT5 以上となると、主成分が違ってきたりするのでやめておいた方が良いようです。

このスピーカーは、エッジが外に凸ッとかまぼこ状に出ているタイプです。その山頂から3合目以上を小さめの刷毛で少しずつ塗ってみました。

3合目より下はエッジやフレームとの接着面となるので、影響が出てはいけないので塗っていません。

塗り終わると、少し多めに塗ってしまったところが他の部分よりテカっています。

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1日放置すると、染み渡るのか、そのテカリもなくなり全体的にまんべんなく艶が出る状態になりました。

エッジを触ると、軟やわ。効果抜群!

音出ししてみましょう。

ドーンとなりますねぇ!

低音域が普通にというかドローンコーンのおかげでよく出ます。

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コーンを柔らかいペーパーを当ててゆっくり押すと、軽い力でも沈み込むようになりました。

本来の音に近づいたのだと思います。

Dali zensor1の出す音域と同じ感じになりました。

音の繊細さがzensor1まで細かく出ませんけどね。

当時をオーディオショップ回りしながら生きた私としては、このクラスのスピーカーの音が復活したと納得できるものになりました。

繊細さを求める音ではないですが、歯切れよく、低域から元気に迫力ある音を出してくれるスピーカです。

デザインから思わずチョイスした曲、YMOイエロー・マジック・オーケストラ)のライディーンとかエレクトリックな音と、当時の低音がブースト気味の音に聞き入ってしまいました。

デザインも音質も合います!

今後も使うことにしよ~っと・・・ダメダメ、というか、セレクタースイッチの口数も限られていて我が家に置くスピーカーは3セットまでと決めています。

これは今や珍しいVictorの平面スピーカーを視聴したくて買ったもの、傾向を確認できました。

ビデオシアタールームでもあったら置きたいところですが場所が無いので、YMO用スピーカーとなる前に・・・

(実はさらにYAMAHAONKYOのスピーカーをメンテナンス中であります!)

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 【スピーカーの仕様メモ】

メーカー 株式会社ビクター

1984年発売 22,300円(1台)

CROSS MEDIA COMPONENT PEACE というテレビを含む単体ミニ・コンポーネント(幅38cm)のラインナップの一つとなっていた。

2ウェイ パッシブラジエーター方式

上から下へ トゥイーター、ウーファー、パッシブラジエーター(ドローンコーン)の順で平面コーンが並びます。

ダブルマグネット防磁設計

インピーダンス

周波数特性45Hz~20,000Hz

最大入力70W

出力音圧レベル87dB

外形寸法 幅183x高さ478x奥行221mm

重量 6.3kg