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タムロン 77D と ニコン U2 勝手に夏の自由研究 レポート

タムロン 77D と ニコン U2 勝手に夏の自由研究 つづきです。

結果からいうと、U2本体は、問題なく動作しました\(^^)/

では、夏の暑さが影響したグダグダレポートをいたします。

今のデジタル一眼レフと大きくデザインが変わらないので、端から見るとわかりません。 バックに液晶モニタがないので判断されるでしょう。 フイルム一眼レフのエントリーモデルの最終機である本機は、一通りの機能か揃っています。

U2で試した機能から

まず一眼レフでは軽量です。実測でボディ452g、レンズ265g、セットにして717gです。

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AFモーター内蔵なため、レンズにモーターがない古いDレンズもオートフォーカスを使うことができます。もちろん、現在のレンズも普通に使えます。

操作系もフィルムであること以外、今のデジタルとほぼ同じです。フォーカスエイドなどファインダーに表示されます。

非AIレンズはボディのレバーが当たって装着不可能です。

リモートは、なんとワイヤレスリモコン対応です。 今のデジタルと同じML-L3 が使用できます。本体側リモコンのセンサー位置は前面グリップ上にひとつありますので、前方からリモコンを当ててやることになります。

露出ですが、3D 25分割測光。この点だけみるとこれ以前にリリースされた上級機のF80やF100が3D 10分割測光より優れています。 フイルムの最上級機のF一桁台と比べても、F4は5分割マルチパターン測光、F5やF6は、デジタル一眼レフと同様な1005分割RGBマルチパターン測光です。 オートで露出の歩留まりが少なくなりそうです。 デジタルのように、試し撮りしにくいですからね。

では、このセットで撮ってみた結果です。

  • カメラ : Nikon U2 (海外販売では F75D 相当)
  • レンズ : TAMRON AF 28-80mm F/3.5-5.6 Aspherical(77D)
  • フィルム : FUJIFILM SUPERIR X-TRA400

ロケーションは和歌山の煙樹ヶ浜、浜といっても一般的な砂浜でなく石と砂利です。すぐに深く流れが速いらしく、波のたち方が平均して大きく、時間とともに波のたつ場所が変化するのがわかります。

まずは石と海です。中央手間の積みあがった石にピントを合わせています。

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(クリックで拡大) F16 1/350

次に波を止めてみせます。1500分の1秒で撮ってみました。

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(クリックで拡大) F13 1/1500

広い浜です。浜の中央から端を撮ったので浜の半分しか映っていませんが、このとおりです。

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(クリックで拡大) F13 1/1500

以上です。普通に撮れますね。

そのほか、家族が今どきのシグマ 150-600mm の超望遠を付けたり(小さな一眼と大きなズームは異様なサイズ感)、ワイヤレスリモコン(便利)でバルブ撮影をしたりして、問題なく撮れていたので十分良い機体のようです。

ということで、ジャンク箱のおよそ500円カメラと300円レンズが普通に使えることが分かったところでオールライト報告終わりです。

となると安堵、最後の写真がビールの泡に見えてきましたいかんいかん。

使えることが分かったので、タムロン TAMRON AF 28-80mm F/3.5-5.6 Aspherical(77D)にも、ニコン純正NCフィルター(中古500円ぐらい=レンズより高い)を付けました。

フードを付けると装備的にはコンプリートかな。

時々、このブログで登場するかもしれません。

【補足】U2に使用できるアクセサリ

  • バッテリーグリップ MB-18