『乗ってみます?』
それは突然やってくる・・・ホンダ Cars 泉州 和泉大津店にて
いつものようにオイル交換が終わるのを待っていると営業さんより悪魔のささやきが
『えぇ、(試乗車)あるんですか?乗ってみます♪』
前説によると、今までのホンダのハイブリットとは異なり極力モーターで走るという。
なんと、燃費が30km/L。
簡単な説明を終え、スタートボタンを押してエンジンスタート、いや何も音がしない
もはや「車のエンジンをスタートして」という言葉は適切でなかった。
メインスイッチオンというのが良いのかな。
少したってエンジンがスタートした。充電量が足りないと発電用にエンジンがかかりますとのこと、そのまま説明を聞いているとエンジンが停止した。充電できたからか・・・電車のエア系統のためにエアポンプが廻り始めて、エアが満タンになったら停止するといったインターバルな感覚、、すみませんわかりにくいたとえをだしてしまいました(゚ー゚;
では、出発。
ディーラーの敷地内でブレーキをゆっくり離す。
するするする~ぅっと、音がなく、しかし力強く動き出す。
国道に出てみると、すげぇ加速、トルクフル!!
アクセルを少し強めに踏むとエンジンも駆動系につながるようです。
あくまでモーター優先か・・・
アクセルを話すと回生が効くのか充電量が増える表示になる。
ブレーキもなんだかスムーズです。
後で聞いたところ回生ブレーキが最後の停止まで強まりつつ効くそうです。(FITハイブリットだと途中までしか効かなかった)
CR-Zはじゃじゃ馬ハイブリット、FITハイブリットはエンジンにマイルドターボのようにモーターアシストがつく感じだったけど、これは加速がすごくいいのに終始スムーズで静か。
モーター音はしない、注意して聞けばインバーターの共振がかすかに聞こえてくるだけ。
踏み込むとエンジンがヨッシャと音をたてて出番になるが、加速を終えるとすぐにさよならしてモーターのみになるようです。
踏み込まなくとも加速が良いので、そのまま静かさは超高級車気分。
3ナンバーなんだが、もっさり感無くてイイ。大きいのに昔乗っていたEFシビックのごとく楽々操れる。
発進しながらのすぐに車線変更したい場面に差しかかるも、加速がスムーズだから何ら問題がなかった。
あまりに加速が良いものですから、制限速度により注意が必要で、途中でパトカーが張っていたので焦りました
高速道路にも乗ってみました。
といっても残念ながら80Km制限なので高速のポテンシャルがあまりわからなかったが、トルクフルなんだけどアクセルワークにリニアにどこかでピークといったものがなくすごく扱いやすかった。
より高速になるとエンジンが待ってましたとばかり出番となるそうですが、制限速度のためよくわからなかったです。
最後に駐車場に入るとき、普通にバックモニターが付いてたみたいです。しかし、私はそれに気づかず目視でバックしましたが、それでも後ろの視界が良くバックも操作しやすかったです。
見た感じはラグジュアリーなのに動きは良い。久々に欲しくなったセダンでした
そうそう、センターコンソールにあるEVボタンって何だと思いつつ試乗中ON-OFFしていると途中でバッテリーがないといわれてしまった。試乗後聞いてみると強制的にEV(モーターのみ)で走るようにするモードにするか否かのスイッチでした。方々で言われているように本当EVカーに近いハイブリットなんだなぁと思ったのでした。