今回の旅のテーマは「北海道冬のとり鉄」!とりが漢字でないのは、撮りと録りがあるから。トワイライトエクスプレスを丸ごと録ります。といっても、深夜はこれといって車内アナウンスもないはずですが・・・でも、録音をオンオフする気廻しと時間があったら、他も楽しみたいので、ず~っと録りっぱなしにしてみるだけなのですが
そのための録りの方、先日の実験録音で失敗しましたが、失敗を教訓にDR-05について慣れていきます。次は16GBのメモリと高性能電池を調達しまして、本番の録音を想定して長時間にも耐えうるか試してみました。
<記録媒体について>
先日調達したTranscend microSDHCカード 16GB Class4 永久保証 [フラストレーションフリーパッケージ (FFP)] TS16GUSDHC4E で試してみます。
DR-05のmicroSDHDカードは普通のFAT32フォーマットです。なので、1ファイル最大2GB迄の容量が限界のはずです。
16GBの容量を調達しましたが、それがどうなるのか?
DR-05に挿入しますと、フォーマットが必要だがするか?と尋ねてきます。元々FAT32フォーマット済みで先日行ったベンチマーク取りと簡単なセクタチェックも完了済みのものですが、このように表示されるのはなぜかと思いつつも、YESで先に進んでカードを調べてみると、FAT32のままでしたが、ドライブ名がDR-05に変更され、専用のフォルダなどが作成されていました。DR-05で使うにはこうした用意が必要のようです。
WAVE 16bit 44.1kHz で録音しようとすると、3時間22分47秒録音できると表示されます。
ざっくり計算すると16GBも容量があれば24時間以上録れるはずですが、これは?
実際に録音し続けてみると、その時間になると自動的にファイル名を変えて次のファイルが作成され録音が続いていきました。
PCでSDHDカードの状態をみてみると、1ファイルFAT32の限界である2GBのファイルが作成されていました。それが3時間22分47秒ということになっていました。
サンプリングレートなど変更しますと最長録音時間も変わります。それは2GBの限界で計算されているようです。
<バッテリーについて>
DR-05は設定で充電電池にも対応しているので普段はそれを使えばよいのですが、今回は何時何の音が録れるやらわからない車内音を録るということで、大容量のリチウム乾電池の利用を試してみます。
試したバッテリーは、シック エナジャイザー リチウム乾電池 というもの。単三乾電池にしてはやたら高いですが、用途次第ではお釣りが来ます。
アルカリ乾電池(EVOLTA)で仕様上、約17.5時間(WAV、44.1kHz、16ビット、内蔵マイク使用時、JEITA録音時)とあります。目標は連続24時間以上!
それで、16GBメモリが満タンになるまで連続テスト録りしてみました。
24時間以上録ったところで満タンになりましたが、バッテリーインジケータはバリバリです。
リチウム乾電池なら24時間ぐらい全然問題ないようですね。デジカメでアルカリ電池と比較して最大8倍長持ちってありますから、単純に試算して持ちは100時間超えるのでしょうか?といいたいところですが、そう単純でないかもしれません。
目標の時間は実際に試してOKということで、無事実験終了とします。
(補足)内蔵する単三電池以外にUSB端子につなげればUSB外部電源(AC-USBアダプタ、モバイル電源)が使えました。
<わかったこと>
2GB容量に達する3時間22分47秒ごとにファイルが切り替わるが自動で新しいファイルを作り録音が継続される。このことだけ、これは録らなければという音が切り替え時間にかぶらないよう早々に停止・再録音操作をするなどして録り損ねにならないよう気を付ければOK