前回より続きです。車外製クラッチへの交換で一時減速のギア比が変わったた、スプロケットの歯数も調整し、再組み上げが終わったはずでしたが、
ニュートラルに入れた状態で後輪を手で回してみると、あるところで何かにつっかえたようになり減速します。
原因
「何が原因だろうか?」
五感を済ませると、あるところで「スーッ」と何か引きずる音がしました。
その音のする方に耳を近づけると、ドラムブレーキでした。
その後ドラムブレーキの調整を試行錯誤してみましたが、どうしても当たるところが出てきます。
後輪を外して原因を探ります。

容易に戻せるよう、ドライブシャフトに付属する部品の位置関係を写真に撮りました。

ドラムブレーキを開けてみました。

シューの一部にゴミが固着して当たっていた跡がありました。このシューも古いし調整幅の限界に達していたようなので新品に交換しました。
シューの交換
シューの取り外しは、シューの片方を手前に折り曲げるようにすると容易に外れます。軍手をしておくとバネでパチンとなったときでも手を保護するので安心です。

ジャジャーン!そして新品のシューです。

今回も、クラッチに続きキタコ製です。なんだか中身の方でキタコ割合が増えてきているモンキーです。
既存部品はパーツクリーナーで洗浄した後で、防水も兼ねている可動軸やスライド部分の適所にグリースを塗りこみました。

ブレーキシューは、外すときと逆です。
- 2本のシュー間で折り曲げた状態で片方をハウジングにセット
- バネが外れないよう注意しながら、もう一方のシューをハウジングの軸を支点にして展開して、テコの応用を使いながら正常な位置へはめ込む
こうすると力を掛けずとも入ります。
一応、グリースがシューに回らないよう注意して組み上げました。

新旧ブレーキシューの差
だいぶと減ってますね。ブレーキシュー交換のインジケーターは交換まで行っていませんでしたが、調整範囲ギリまでいって遊びの調整などしにくい状態でした。

新しいブレーキは良いですね~。
調整幅も多くとれ、ブレーキを掛けた時のあたりもスムーズです。「スーッ」と音がして引きずる感覚がなくなりました。
懸念
さぁーて、本締めしますよ。
後輪をスイングアームの左右目盛り(チェーンアジャスター)を合わせて、ドライブシャフトを規定トルクで締めました。
これで、走れる…♪
確認のため、ニュートラルにしてタイヤを浮かせて手で回してみました。
音はなくなりましたけど、相変わらずあるところでフリクション(抵抗)があります。
「えっ?、ブレーキシューのあたりは解消したはずだけど」
ドライブシャフトを規定値で締めこむと、フリクションが発生します。直前のトルクまでは大丈夫でした。
「ホイールのベアリングもダメか?」
つづく
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グリスはいつもの万能グリス
