つづきです。
これまで抜けたエアコンガスの補充をDIYで行うためにいろいろと準備してきました。
補充方法の検討したところ、データや環境条件が整ってきましたので、エアコンガス継ぎ足しの確認を電流で監視する方法で行うことにしました。
- 同様機種品の正常エアコンの電流計測実験(参考にするため)
- 真空ポンプの調達
- マニホールドの調達
- 補充ガスボンベの調達
これらはブログに記録しています。
あぁ、そうだ電流監視といえば、またかつて空調関係のアルバイトをちょこっとしていたときのことを思い出しました。ファンの電流計を確認して施工不良を判断していたこともありました。電流計が規定値に達していないと、どこかでエアが漏れているとかね。
準備
電流計の針が上がらないのがあって、図面をみながらダクトを伝って隣の部屋をみたら、工事途中でまったく繋がっていなかった、そりゃ当たり前だよ、工事完了といわれて来たけど未だじゃん。という落ちだったこともありましたねぇ。
それで、今回のエアコン設置場所は、隣の部屋に同様機種が設置してありますので、その電流値に近づければ良いだけです。
なんてラッキーな場所、条件なのでしょう。
室外機への配管を終えていませんでしたので、サクっと終えました。

三方管周辺がグレー色なのは、ガス漏れによる霜付きがあったのか、錆が見られたため錆止めの亜鉛塗料スプレーを吹いておいたからです。
次にホースの接続です。
- マニホールドとR32ガスボンベ(赤いホース)
- マニホールドと真空ポンプ(黄色いホース)
ガス補充のため、真空ポンプ側にもバルブもつけとけば良かったと後で気づく - マニホールドとサービスポート側へコントロールバルブ(青いホース)
をセットしました。まだ開栓しません。
ちなみに調達したボンベは逆さにする指定がありましたので、使用時にはそのようにしました。

さっそく真空引きです。
- 先日のブログで整備の様子を掲載したレトロな真空ポンプの電源をON!
- マニホールドの青いコックをオープン
- 次に室外機のサービスポートに付けたバルブをオープン。
これらの栓を開栓する度に真空ポンプのうなりが一時的に大きくなり静かになっていきます。10分ぐらいの間に偶に音が若干大きくなったりながら、乾いた音と変わり、その後は変化がなくなりました。 - 20分ほど真空引きをして、マニホールドの青いバルブをOFFにしました。
これで、エアコン室内機へ通じる管からサービスポートを通してメータのところまで真空であることが実測できています。 - あとは漏れのチェックです。
マニホールドの青いメーターは-1と真空を指しております。

暫くのあいだ、お手洗いや用事を済ませて戻ってきました。メーターは-0.1を示したまま変化がありませんでした。
OKです。漏れがないことを確認しました。
次の手順で室外機内の冷媒ガスを室内機の管内へ開放しました。
- サービスポートのコントロールバルブを閉める
- 細い方3分管のバルブを開ける:シューと音がして一気に真空状態の室内機側へ流れ込みます。
- 次に太い方4分管を開ける:エアコンを動作できる状態になりました。
正常なエアコンならこれで作業完了というわけですが、ここからガス補充作業へ入ります。
ここで念のため真空ポンプとR32ガスボンベを入れ替えました。というのも、真空ポンプ側にバルブを付けていませんでしたので、この後の作業で冷媒が入り込むのを危うんだためです。実際にはオプションの逆止弁が働き問題ないのですが念のためです。
入れ替えたので、マニホールド中央の黄色ホースにはガスボンベ、赤色ホースには真空ポンプという具合になりました。この状態で、赤色バルブを開き、1分だけ一度開放した黄色ホースと赤色ホースの真空引きをしました。再度赤色バルブを閉めて真空ポンプの出番は終了しました。
次に、念のため革手袋をして、冷媒ガスボンベの栓を開けました。
ガス系統のほうは、補充の準備が整いました。
電流値をみる
隣りの部屋の同機種様な正常エアコンの電流値です。11.54Aです。

これを目安にガス補充する方のエアコンも電流値を上げていきます。
では、補充する側のエアコンを最低温度の急速風量にして冷房をON!
3分ぐらいすると、7.04Aより上がらなくなりました。

正常なエアコンと比べて低いです。そして出てくる風が、ほぼ変わらない温度の送風状態でした。
継ぎ足し補充開始
では、ガスを足していきますよ~。
エアコンは動作させたまま、青いバルブを少しずつ開けて、シューと音がし始めました。そして室外機のポンプが少し呻ります。それ以上に開けるとポンプのうなりがボコボコという感じに聞こえてきます。ポコポコはウォーターハンマー気味と察知しました。そうなるとバルブを閉じて、少しだけ開けて続行の繰り返しです。
一気に開けるとガスが液体のまま室外機に入り込み室外機内のポンプでウォータハンマ―現象が発生して、故障の原因となります。
この場合の圧力計ですが、バルブの開け閉めでボンベと繋がると針が若干動きます。それでも判断しながら、室外機のポンプの呻りと合わせてガスを注入していきました。

徐々に電流計の値も上がってきました。
8.54Aです。
なんだか、冷たい風が出てき始めました。

まだまだ、徐々にガスを注入します。
/シンゴジラのシーンのような気がしてきました/
10Aを超えました。
おっと

この辺から、慎重に入れます。
ガスを入れて電流計が反応して上がるまでタイムラグがありますので、しばらく待ちながら安定して達していなければ継ぎ足すという具合でした。
最終値です。11.35A、目標の11.54Aより少し控えめで良いじゃないですか。

というか、出てくる風の温度がキンキンです。
測ってみたところ、空気の取り入れ口付近の物の温度です。
26.3度

吹き出し口の温度です。
13.1度
その差13.2度。正常な値じゃないですか。
そしてガス継ぎ足し成功ですよね。\(^o^)/

良いですよ。
サービスポートに接続したコントロールバルブから順にガスボンベまでのバルブを全部閉めたことを確認しました。
これで、ホースを外して片付けて継ぎ足し補充の作業は終わりです。
ホースを外すときは、バルブを閉める順序の違いにより、ホース内に残った冷媒が吹き出ることがありますので注意が必要です。
「お疲れさまでしたぁ」と自分に言いたかったですが・・・
ここで問題が
サービスポートからシュルシュルシュルと音が聞こえます。
まさか、ガスが・・・微妙に漏れています。
どうする?
とりあえず、キャップナットを締め付けて大丈夫か。
ガス漏れ検知剤でチェックしました。
泡、泡、プクプク、ダメです。

そうだ、当初から念のためすると言っていた「ナイログ」付けてみよう。
ちょうどサービスポートとキャップの奥が当たる場所にナイログを少し塗り、締め付けつけました。
ガス漏れ検知剤でチェックしました。
シーン、大丈夫です。

三方管、ちょっと壊れすぎ。
サービスポートのバルブコア(ムシ)がダメなんでしょう。
バルブコアを調達するまで、これで仮運用です。
他のバルブキャップも、同様に「ナイログ」で対処しました。

一応、仮完成しました。
原因は?バルブコア調達・交換へつづく。
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