すぐに手放すかもしれないと思ってブログには載せていませんでしたが、もう3年ほど持ち続け、すっかり家族のお気に入りになってしまったようですので記録しておきます。
フェラーリ
・・・
512TR
・・
の
・
ホイール。
中古で購入しました。
近くのユーズドショップに別の物を想定してぶらっと寄った際に飛び込んできたこのエンブレム。
レプリカではないか目を疑いました。
下側をみたり、じっくり観察したところ本物。
気が付いた時には、お買い上げとなっていました。
Ferrari 512 TR は、テスタロッサを1992年モデル用に再設計されたモデル(*1)という。
2,261台
マグネシウムではないので、結構重いです。しかも太いリア。
そして強化ガラスと透明の保護ビニールが付いていました。
ビニールは、劣化してきていたので処分。ホイールと強化ガラスの固定は黒色のマジックテープでデザイン的にイマイチだったので、透明のクッションゴムに入れ替えることでスッキリさせました。
本物のホイールがなぜこのような扱いになっているか?
ホイールを裏を見ると、一つのナット穴の横から中央にかけてクラックが生じていました。
どんだけー、力がかかったのでしょうか?
このまま使用すると428ps(*2)というパワーに耐えられず何時かホイールが粉砕することでしょう。
フェラーリらしい不具合ですね。
部品番号など刻印があります。
画像は載せませんが製造年とシリアルナンバーらしき刻印で1992年7月製造の100番台と読み取れます。
車体の生産開始年は1991年(*1)からと、終了年は1994年(*1)であることから一致します。
生産年が短いことから生産台数は2,261台と少ない。フロントホイールとリアホイールで大きさが違い、中古ホイールだけというのは、日本のネットオークションでは年に1回あるかという程度ですね。
製造企業は SPEEDLINE で イタリア製です。SPEEDLINEでの名称は SL617 のようです。
512TRは、現在中古価格をみたところ2,500万円以上。
まぁジャンクホイール4本セットで10万円、この夏1本状態の良いリアリムが10万円、削れ修正跡付きジャンク品が2万3千円ほど、USAのとあるパーツショップで$3,462というところがありました。
数千円で買ったので、強化ガラスだけでもそれくらいしそうですから、部品で見ると良い買い物したと思っています。家では家具ですけどね。
何より、本物のフェラーリの一部に触れながら実用できるというのは、車好きにはたまらない洒落たアイテムといった感じがしています。
(*1) Wikipedia : Ferrari Testarossa - Wikipedia
(*2) Ferrari web site : Ferrari 512 TR (1991) - Ferrari.com
Amazonで探してみました
1/64サイズで全長約7cmですが、ホイールは勿論、エンジンも再現されてます。
クッションゴムは和気製、安価なものに比べると茶色化しにくいのが良い