6Vレギュレーターを交換して、整備直後は一発始動でしたが、数キロ走って、次の始動には何度かキックしなければかからなくなりました。
これまでも、このパータンが多く、原因が判りませんでした。
さらに急にふかすとバックファイヤ―が発生して最悪エンストします。アイドリングも高めにしないと維持できないです。
特にエンジンが温まると発生する可能性が高いようです。
「おや、今度は排気側のアフターファイヤーでなく吸気側ですか、またバルブクリアランスが甘いのかなぁ。」
とか思いつつ、バルブクリアランス調整をするときは、試走後に再度確認が必要とあったので確認してみると・・・
冷えた状態で排気側も吸気側も0.04mmが入らない。
調整したはずですが、そうなんですね、バルブがある程度動いてさらにしっくりくるところに納まったということでしょうか。
隙間がなくなっていました。これではエンジンが温まると熱膨張で伸びたバルブろロッドのせいでバルブが開いたままになってガスが漏れパスっとかパンッとファイアーしますね。
再度、調整して0.05~0.06mmのゲージが入るぐらいにしました。
部品ごとの誤差も出てきていると思うので、ある程度余裕があった方がいいみたいです。
これで、始動性の改善とバックファイヤ―も無くなればいいのですが。
それと、キャブのインシュレーターの液体ガスケットが半分取れていたので、再度ガスケットを塗っておきました。まさかこれが原因ではないでしょうが、多少影響しているかもしれません。
(試走へ)
やはり一発始動する状態へ改善しました。
気温が低くすぐに止まるので、チョークを使いましたところ機能しました。次第にマフラーから白煙が出始めたのでチョークを切るとアイドリング維持しつつ白煙も治まっていきます。このバイクで初めてチョークの動作を確認できました。
走ってみると、力強さが増しました。クラッチ付き4速ロータリー式ミッションってカブのようでカブでない気持ちよさ!カブのガチャコンドーンとは違って自分でつなぎ目を簡単にコントロールできるからノンショック。
この状態から総合していえることは、経年によるヘッドの構成部品のバラツキにより調整ができにくくなっているということでしょうか。
いや、ヘッドのメンテはやり残しが多々あります。少々の清掃とコッターやシール等の消耗が早いものしか交換していません。
清掃とバルブすり合わせ、それでもだめならバルブやコイルなど次にヘタリそうな金属部品を交換するまでしたら改善する気がします。
調整前よりずいぶん良いですがバックファイヤ―ぎみなところは少し残こりました。キャブレターが50ccにしてはビックなところが不具合の原因かもしれません。たぶん75cc以上に最適化されているものと思います。
キャブレターはそのままではボコボコするのでメインジェットを#72から#60にしています。50ccカブ(AA01)用のキャブに交換すると発生しませんでしたので、そういうことでしょう。
いずれにしてもボアアップキットでヘッドごと交換すると、これらの問題はなくなるでしょう・・・
ダックス沼にはまり続けていますが、そろそろ時間となりました。
Amazonで探してみました
カブ系純正はM9ボルト側を使います
シクネスゲージ 0.04/0.05/0.06/0.07/0.08/0.10/0.15/0.20/0.30mm