2022年12月24日(土)のこと、岸和田サービスエリアの地下探検を記録していなかったのでログしておきます。
下の画像は大阪と和歌山を繋ぐ高速道路(阪和自動車道)にある岸和田サービスエリアです。
この日、大阪南部の山々にも薄ら雪が降り積もっていました。
平地は何もなかったのですが、山は真っ白でした。
大阪方面(上り)側のドッグラン広場もご覧のとおり。
雪だるま犬がいました。
このサービスエリアの名物にみかんパンがあります。
外はパリッと中はしっとりした、しっかりみかんの味がするパンです。
探検に向けて腹ごしらえです。
ただ今日はクリスマスイブということもあって、サンタさんのパンを買って食べました。
サンタさん?
車を停めた場所はサービスエリアの大阪方面(上り)側、場外駐車場です。
この場外駐車場は一般道からの客が使えるもので、人がサービスエリア内に入る通路も確保されています。
岸和田サービスエリアは大阪方面(上り)と和歌山方面(下り)へは車でも行き来できる道があります。
もちろんこういうのは、たいていは商店への物流や従業員、そしてこのサービスエリアのように一般道からの人もサービスエリアを使えるようにするためです。
今回探検する場所は、この車道ではなく、パーキングエリアの地下にある半分忘れられたような地下道です。
場所は、大阪方面(上り)側の場外駐車場の西側にある施設納入車用道路の奥へ行きつき、さらに歩いて突き当り付近まで行ったところにあります。
次のような階段があります。
階段を下りてみました。
階段は、パーキングエリア内にも向かっていますが、フェンスで閉ざされパーキングエリア内へは立ち入り禁止となっています。
階段下には、排水路がありました。
そして、その横から高速道路の下へ怪しげな空間が延びています。
草が生い茂っていて分かりにくいです。
これは冬ですから、夏だったらもっと凄い状態なのかもしれません。
その空間へ入ってみました。
暗いと思ったら、入口部分にちゃんと電灯スイッチがありました。
中は、問題なく地下道です。
排水路と平行したハイブリッドな地下道です。
奥の明るいところまで抜け出てみると
上り階段、そして用水路の滑り滝。
落ち葉が適度につもり綺麗な階段です。
落ち葉が完全に積もっていないところをみると、たまに清掃されているようです。
振り返ると高速道路上り線。
抜け出た地下道の上に「岸和田和泉14」とあります。
これが地下道の名称かもしれません。
上ったところから再び地下道に入ります。
一応、経年劣化の調査などがされた跡があります。
この地下道は、パーキングエリアができた当時にも噂で聞いていたのですが、行ったことがありませんでした。
抜け出ると、今度は和歌山方面(下り)側の高速道路下をくぐってきたようです。
こちらの地下道は「岸和田和泉15」でした。
出口から階段を上り振り返ると、和歌山方面(下り)の高速道路が見えました。
そしてこの階段を登り切ったところが、和歌山方面(下り)のパーキングエリアへ繋がるいつもの車道でした。
いつも車で通ってもわからなかったのは、階段が下りているので、見つかりにくかったわけです。
この地下道は人しか行き来できません。
そして地下道を使っても一般にはショートカットにならないようです。
従業員がそれぞれん施設を行き来するときに少しだけショートカットになることと、少しだけ雨風をしのげるということぐらいですね。
興味ある方は行ってみてはいかがでしょうか。
電灯は双方の出切口に設けられた手動スイッチですので消し忘れないよう。