八百万の森

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新たなバイクに乗ってきた:クロスカブ50 in 札幌 ~ 旧カブとの比較

ホンダの クロスカブ50 に乗りました。

以前、DIY修繕して別荘ならぬ別室にしてしまった札幌マンションで少しだけ過ごしています。

札幌を走り回ろうということで、レンタルバイクを借りました。

私としては初めての現行販売車、ホンダ クロスカブ50です。

そして、キャブレターでなくFI車。

これもバイクではお初です。

借りたバイクは1998年製ということですが、レンタルバイクゆえ、ぶつけた時の補償で新品交換されているのか?、使われている割にはすべて真新しいです。

このレンタルバイク屋さんは、4輪レーシングドライバーの大湯さんが、動画の企画で乗られているので知りました。

819と数字の付いているバイクレンタル屋さんです。

同じバイクに乗って札幌のディープなスポットに行ってみることにしました。

実は当てもなく。

最初は、札幌駅周辺をグルグル回って慣らし運転。

都市部でも道幅が広いから、走りやすい(;^ω^)

クロスカブの乗り心地ですが、新しいだけあって、50ccでありながらカブを上質に極められています。

ロータリーミッションは、操作タイミングによってはショックがあるのですが、それが感覚的に半分ほどに抑えられています。

後で仕組みを調べてみると、2次クラッチのようです。

それは、手動クラッチのエイプでも実体験済みで、扱いやすくなる傾向にあります。

極めつけはフロントサスペンションの最高なこと。

札幌の多くの側溝の排水口蓋が、5cm以上凹んでいるのですが、それを通り越しても怖さがない。

30km走行でも振動はありますが滑らかで余裕で越えていきます。

これが旧カブだと、強烈に振動がきて(劣化もあるかもしれない)、恐ろしいのですが、それが全く感じません。

凍結の影響で穴ぼこだらけになった春の札幌の道を安心して走ることができました。

他に、エンジンも異なり非常に滑らかで静かです。

旧カブの横型エンジンのコトコト感を感じず、滑らかに吹き上がり、FI燃料噴射のためCPUでコントロールされており、回転最高値になるとリミッターがかかるため、ガクガクとなります。普通の運転ではそこまで上げずにシフトアップしますから大丈夫です。

最初にこのバイクに乗っていたら、旧カブは、振動とかエンジン音で壊れていると感じて乗れないかもです。

ウォーミングアップも終えたので、最初の目的地を「平和の滝」としました。

札幌の都市部を抜け郊外へ、山へといってもすぐです。

滝は前々日までの雨と雪解けで、大瀑布でした。

バイクがあれば、ひょいっと大自然へ行ける札幌の凄さです。

ここは、手稲山の登山ルート入り口でもあるようです。

帰りに、駐車場から出て数百メートル走ったT時交差点横で、車がパトカーにつかまっていました。

一旦停止違反です。

札幌は、マスの目になっていて、信号のないところも多いので一旦停止だらけです。

注意が必要です。

瀑布を堪能し、セイコーマートに寄ると、駐車場のアスファルトを補修中。

全部舗装し直しでなく、凹んだところだけパッチで修正。

札幌あるある春の風物かと思われます。

そこでパンを買って、近くの公園を登ってみると、いい景色。

住宅街横の公園を登るとクマザサが生い茂った山です。

ヒグマも下りてきておかしくないです。

景色を眺めながら、ランチタイム。

その後、腹ごなしに自然観察。

白樺の根が広い範囲で張っていることを知りました。

この右の白樺は根が緑色の椅子を越え5m以上延伸しています。

さらに左側の細い白樺もピンク色と緑色の間付近まで値が伸びてきていました。

白樺の根は地表近くを横に伸ばす性質があるそうです。なので、他の木が生えにくいとか、この公園の白樺は、同じく横に伸びるクマザサの地下茎と陣地取り合いで戦っているようでした。

ここから降りて、少しショッピングといっても、ハードオフに寄りました。

結局、良いものがありそうで、見つけられず、ブラインドショップで終わりでした。

ほか、いくつか札幌市内のいろいろなショップを回りと、ブラインドショップを堪能していたら、あっという間に15時。

最後に少し郊外にでるならリミットタイムということで、札幌の南へ南へ、支笏湖とか標識にでると、道内ツーリングをしている気分になってきました。

それで、着いたばしょというのは、これ!

イースター島にワープ!

到着しました。

でなく、ここは札幌市の南にある巨大な霊園、滝野霊園の入り口に入ったところ。

そのため、北海道のメジャーな観光地にはなっていません。

ある意味ディープな場所です。

クロスカブバイクのCMじゃないかと思うようなカットも撮れました。

これらはモアイ地蔵とのこと、なんとお地蔵さんなのです。

大きな地蔵さんは全長9.5mもあるそうです。

巨大な地蔵さんですね。

コロナ禍のです。

マスクをしているモアイ地蔵さんもありました。

近くに寄ってみると、迫力があります。

ここで、夕方となりました。

日暮れに陰るモアイ地蔵さん。

神秘的ですね。

この奥には、さらに大仏さんも鎮座されていますが、16時までとのことで入れず。

彼方に頭だけ見えました。

ここは、安藤忠雄氏の設計だそうです。

先日、同氏設計の近つ飛鳥博物館をみてきたので、その続きができたのですが・・・

見ることができなくて残念です。

周りは一面ラベンダーですね、咲くころは凄く奇麗でしょう。

広い霊園です。

少し迷いそうになりました。

ちなみに帰りは、この霊園から山の尾根を抜けて西岡に抜けるルートで帰りましたが、良い感じのワイディングで、交通量も少なく50ccバイクでも楽しかったです。