八百万の森

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ホンダ ダックス 公道復活への挑戦!固いネジ穴を復旧

ダックスは、車体を持ち上げるためにサイドグラブバーがあります!

それを使えるようにするために、メッキが剥がれて錆だらけだったバーをケレンして錆転換剤とシルバー塗装を吹きました。

シルバーは乾燥しても、触ると銀の粉が手に付くのが気になります。このまま使うのならクリアを上から塗装した方が良いようですが、今回はとりあえずです。

サイドクラブバーをボディに固定するボルトの状態を見ると、ネジ山の頂上が丸く削れた状態でした。

先3分の1ぐらいのネジ山は丸く削れてしまったボルトの画。

仮に嵌めてみると、途中から固くて入らない。

手元にあった新品ボルトで嵌めてみても同じ。

これでは新しいナットを買っても山が潰れるだけです!

ボディ側のメネジを切りなおすしかない。

朝一、半分出勤の土曜日、通勤電車からAmazonでメネジを切るタップという道具を注文しました。

午後帰宅したら郵便受けに届いていました。

ありがたい。

この作業は、中学校の授業で実習して以来です。

思い出しながら作業開始。

当時、注油しながらねじ切りをしても、固くて苦労した記憶があるので、刃先にベルハンマーゴールドを塗布しながら進めました。

タップをぐるぐるはめ込んでいくと、途中から重たくなったので、そこから45度ぐらい回してから半回転戻して、さらに回して重たくなったら、そこから半回転ほど回して、45度ぐらい戻してとを繰り返し、クルクル力をかけずとも嵌りだしたら出来上がり。

途中からタップのハンドル部分がリアサスに当たるので、代わりにモンキーレンチを使う必要がありましたが大丈夫でした。

結局、このネジ以外に、バッテリーステー両方とシートロックのネジ穴右側がダメでしたので、同じようにネジ山を修正しました。

修正後はネジがムリなく最後まで入って締まる状態となりました。

原因は錆が癒着していたようです。

大量に出てきました。

写真は仮に途中まで作業して取り出したものですので、序の口です。

このままでは新品ネジが、潰れてしまうところでした。

旧車レストアの情報で、メネジの切りなおしにタップで修正するというのを見ていたので助かりました。

サイドクラブバーのネジサイズは、M5 1.25ピッチ 15mm~16mmの長さのボルトに緩み止めのワッシャーを入れて留められていたので、六角レンチで締めるタイプのステンレスボルトに変更してみました。

純正の六角ボルトよりカッコ良いかも。

でもクラブバーのネジ穴が外側にずれて、ネジがバーの出っ張りに当たってそうなギリギリの位置です。

もしかしたら、車種に合ったクラブバーでないのかもしれません。

まぁ、仮の状態ですので、良しとしましょう。

Amazonで探してみました

 ネジの切りなおしに使ったもの