無事エンジンがかかったダックスですが、引き取り時はいったんエンジンがかかってもすぐに止まる。その後はかかりそうでかからないという症状でした。
この原因、実はキャブレターを外すときに、ほぼ断定できていました。
コックより前の経路での燃料詰まりです。
タンクから燃料を抜こうと、コックを開けるとドバっと出てすぐに止まります。その後は点滴状態になります。
つまり、時間が経てばキャブレターにガソリンが満たされて、エンジンがかかるが、すぐに燃料が枯渇しストップ。続けてエンジンをかけようにも燃料がキャブレター内に満たされていないのでかからないという状態だったわけです。
タンク内は少し錆のある場所が見えます。なにかゴミも浮遊しているようですので、やってみます。
花咲かG(タンククリーナー)
その前に、ダックスのタンクを取り外します。
シート下のボディ内にはバッテリーを固定する金具や配線がセットしてあります。
タンクを外すには、シート固定とバッテリー固定の金具が邪魔なので外しました。
配線は真下に来ると邪魔になるようですので、隅に退避させました。
構造的に、ゴムで浮かせてボディー内に突っ込まれているだけですので、引き出します。
固かったので、少し後ろ方向に叩きました。
その後、左右に揺さぶるようにして後ろ方向へ引き出し、斜めに引き上げると抜き出すことができました。
ギリギリのところで引き出す空間が設けられていました。
凄い設計。
というか、ケーキ全体にココアパウダーをまぶしたような錆!
後で何とかします(;^ω^)
タンクを取り除いた後、タンク下を支えているゴム部分です。
ゴムは鉄板をつかむように嵌っているだけで、上に引っ張れば簡単に外れました。
上の画像は既に片方を外した状態です。
胴体の中です。
はるか先に、キースイッチが見えます。
このような奥にも、コネクターがあります。
手も届きにくいです。
どうするのかというと、専用工具でキーを外から外して、大きな穴ができるので、そこから線を取り出し、作業ができるのかと思います。
今日はここまで、明日は花咲かGを試します。