スーパーカブ50 1996年式 のリアタイヤがスローパンクチャーとのこと。
リアタイヤを外します。
まずチェーンの張りを調整するナットとブレーキ調整のナットを外しました。
マフラーの下から見えるリアブレーキ固定のボルトも外しました。
割ピンが付いていますので、ペンチを使って折れを戻して外してから、ボルトを緩めました。
作業中は、元に戻すときの参考にするため、このように写真を撮っています。
1982年のカブだと、ここに割ピンはなかったなぁと思いながら作業を進めました。
ここまで緩めたら、アクスルナットを外せます。
左側はスリーブナットとアクスルナットの2段になっていますので、アクスルナットを外すには外側の小さなナットを緩めればOKです。
アクスルナットは貫通していてぐるぐる回ってしまうので、右側にもレンチを噛ましてこていしながら左のボルトを回して緩めました。
左のナットが外れたら、軸がを抜き取ります。
左の飛び出したアクスルボルトを押し込むように軽く叩くと、右側に出てきました。
出てきたところをぐりぐりしながら引っこ抜きました。
この時のお決まりのイベントは、右側にはまっているスリーブが最後にポトンと落ちます。
画像は外したアクスルボルトとスリーブ。
ホイールを点検しながらタイヤ交換の準備をしていると、なにかおかしい。
「リム凹んでる!」
凹んで5cm以上平面な感じ。
原付の速度では、そう影響しないのかもしれず、実際に通常走行中は体感もない。
メッキも剥離していたので、ホイールごと交換することにしました。
いつものごとくヤフオクでゲット。
今回届いたホイールを点検しました。
見た目奇麗なホイールでしたので平均より高値で落札しています。
外見は奇麗で歪み欠けなし、目立つ傷もないのでOK。
機構的にどうでしょう?
ベアリングを回してみますと、固着!
そのホイール一式です。
まだ使えるタイヤに、ブレーキ、スプロケットといろいろ付いてきました。
ベアリング部にベルハンマーを注入して、コキコキ回してみる。
次第にスムーズに回るようになりました。
微妙に異物感と引っ掛かりがある感じ。
乗って回せば何とかなりそうですが、カブ主に伺いました。
・・・交換!
おおっ!それは・・・
とうとう。ベアリング交換を初めて行うことになりました。
方法は、ホムセンのボルトとワッシャー、ナットでベアリングを簡易にはめ込むのに簡単だということで実行することにしました。
ベアリングはホムセンの機械工具売り場付近にありました。
で、外すときはどうすの?
叩きだすとのこと。
なんだか難関が待っていそう・・・つづく