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エイプ50でいく山(暗峠):大阪でバイクをレンタル屋で借りて急坂に挑戦!

エイプ50を返却しに行くため南大阪から守口へ行く途中で暗峠(くらがりとうげ)まで行ってきました。

暗峠といえば大阪で一番急坂な国道308号線です。

国道といっても車1台が通れるだけの幅です。巷で酷道ともいう。

この道は、ずいぶん(x3)ぐらい昔に奈良から大阪に戻る途中で2、3メートル先までしか見えない濃霧中に使ったことが一番の思い出です。それ以外は昼間通ったときに峠付近の石畳が印象的な道です・・・自動車で通ると結構凸凹なのでね。

それを、今回は50cc原付で行こうというのです。

もう一つ目的として峠近くの湧き水を汲んでくることです。

少し前の日にスーパーカブ50暗峠を制覇した息子についていくことにしました。

エイプ50は主に息子が乗り、それを先頭に私はスーパーカブ50(1996年式)でついていきました。

上がり始めてすぐに喫茶店や公園のお手洗いなどがあるので少し一休み。

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ここからさらに急になる。気温は3℃で乾燥路面、風は弱い。

他のバイクがエンジンをうならせて急ぎ登っていく光景も良い。

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我々も続いて登ってみました。

やはりエイプ50でもこの坂は終始1速とのこと。1速でもエイプ50の方が登坂が早いです。スーパーカブ50はもちろん1速ですが、エイプ50には追いつけませんでした。

途中の一番急坂と思われる部分です。

上の平地にバイクを停めて急坂度合いを検証中も、他のバイクが登っていきます。

颯爽と登って行ったのはCT110かな?

イン側は4輪でブレーキをかけても滑るのでしょう。ブレーキ痕がたくさんついていました。

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電動アシスト付き自転車で登っている方がいましたが、その方は余裕だったそうです。

登坂の途中で止まるときは、前ブレーキだけにしないよう気を付けました。

というのは、坂の低い方に、つまり登りの場合は後輪に過重がかかり、前輪はあまり荷重がかかりません。

そのような前輪をロックさせても、軽く地面に乗っているだけなので地面の上をズルズルとズレていくだけで動いてしまいます。

よく接地した後輪のブレーキをかけるべきなのです。

エイプ50にしろカブ50にしろ、エンジンの馬力はなくとも軽いので遅いながらも登坂力はあるのでした。

そして、坂道でアクシデントに見舞われても、何とか人力でバイクを支えることが出来たりするので、50ccの方が安全かもしれませんね。

峠に着くと突然石畳になります。

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石畳の道の上を横切る道がありますが、これは信貴生駒スカイラインという有料道路です。ここから入ることはできません。(一般車両は入れません)

安政3年という石碑がありました。

ここが暗峠のてっぺんです。

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次の画像は奈良側からのアングルです。

石畳は、2輪でスピードを出していると車体がポンポン跳ねて危険でした。

車以上に危険なことが分かりました。

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峠の茶屋みたいな飲食店がありました。カレーやうどんなどがメニューでありますので、ここで一息つくのも良いかもしれません。

峠から再び大阪へ下りました。

下りはエンジンブレーキを聴かせながら、ブレーキに注意しながら、後輪ブレーキをかけ、後輪に荷重がかからないので、すぐに後輪が滑り始めますが、そのいい具合を見ながら、さらに前輪ブレーキをロックしないよう適度にかけて下りました。

この道は所々で溝が道に対して斜めに横切っているので、そこにはまらないようにも注意する必要がありました。

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溝とはなるべく90度にの角度になるよう前輪を調整しながら通り越えました。

車で行くと対向車が来ないようと祈る道になるのですが、バイクだと結構余裕です。

今回、もう一つの目的に湧き水の水くみがあります。

一番の急坂ヘアピンを下ったすぐの直線上にこのような湧き水スポットがあります。

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「弘法の水」と呼ばれているそうです。

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そのまま飲みたいところですが、生水は飲まないようとのことです。

空きペットボトルで汲んで持ち帰りました。

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面白い道でした。

その後、レンタルバイク屋さん(日本オート)でエイプ50を返却。

1か月間ありがとうね。

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欲しくなるぐらい、なかなか良いバイクでした。

今までカブのクラッチ操作なしミッションに慣れていましたが、エイプ50の具合が良く、すぐにクラッチ付き操作にも慣れて、クラッチ付きバイクも乗れることが分かりました。

さて、この旅?ですが

50ccでいくと、4輪では味わえない細かな寄り道ができます。そのせいで、より濃い旅をした感覚になります。

狭いところもさらりと行けるので新たな発見もできました。

これはこれで面白いのではないでしょうか。

つづく!?

このバイクを借りたレンタルバイク屋さん

www.nihon-auto.com