前回のつづきです。
1982年式スーパーカブ50 SDX 2台目 です。
この12月に愛知は瀬戸の業者からヤフオク落札で引き取ってきたもので、一通り整備を行い最終調整といったところです。
ウインカーが接触不良のため接点洗浄剤と接点復活剤による接触の回復が出来たのですが、依然ウインカーが固いままでした。
その固い原因は、まだスイッチ内部にあると思って、保護も兼ねてフッ素グリースを買ってきました。
本当はタミヤの接点グリスを買いに行ったのですが置いてなくてこれにしました。
高速可動部用なので用途が少し違いますが、変化しにくい油とフッ素によって接点が空気や水分と触れることによる酸化やスパークによる劣化の防止を期待します。
私のSDXはこの処理をしていないので長期テストということにしましょう。
少量で良いので、何かないかと思っていたらこれがヒットしました。
さっそく接点等に充填したところまったく変わらずです。
おかしいなぁ~。
・・・考え中・・・
もしかして、スイッチのツマミの本体との隙間(赤い矢印がさすところ)が怪しい。
ここに潤滑油を注せばどうなるか?
スイッチが樹脂なので油で溶けたり割れたりすると困ります。
手元にベルハンマーGold(超極圧潤滑剤)がるじゃないですか・・・ベルハンマーの耐油表をみると樹脂類は概ね大丈夫でしたのでダメ元で試してみることにしました。
ベルハンマーを少し垂らしてみたら、スルスルになりました。
単なる隙間でなくスライドさせる機能を持つ部分だったのですね。
これでウインカースイッチも復旧しました。
さて、何気にベルハンマーが出てきましたが、いろいろ油脂類が増えて試しています。
最近、入手して試した潤滑剤で最高と思ったものです。これについてはまた次回以降です。
Amazonで探してみました