前回ブログと後先逆になったが、先日家族が所有するスーパーカブ50カスタム(1996年式)の左ウインカーが時々点灯しなかったときの対処方法を記録しておこうと思う。
ウインカーが点灯しにくいというので思いつくのがリレースイッチの不具合。
リレースイッチは付け替えるだけですぐに交換可能です。
自分のバイクは12V化したときに数百円のICリレースイッチに付け替えて絶好調です。自分のバイクではないので、そういうことをせずに純正品に付け替えました。
↓純正品は高いよぉ~
付け替え後に走ってみてどうか・・・症状が出ます。直っていません!
ということは、正常なウインカースイッチが余ってしまいました。
どうしよう・・・この後に我が家に来たSDX(1982年式)2台目の12V化に使いました。
リレーが正常なら、ウインカースイッチが疑わしいです。
スイッチを開けます。
ハンドルに固定しているスイッチ部分のアルミ製基台裏の二本のネジをプラスドライバーで緩めていくだけです。
少し締め付けが固いことが多いので、大きめの柄のドライバーが良いです。
緩めたら秘密兵器で隙間からスイッチの基板と接点部分に向けて洗浄します。
スライドスイッチ専用の「接点復活洗浄スプレー」です。
↓この画像は前回ブログを使いまわし(^^;
元はオーディオ用にボリウムなどの接点を洗浄するために購入したものです。
オーディオには大変効果があり以前の私のブログでも評価しています。
今回は、バイクのスイッチにも効くのか?スイッチの感触が悪くならないか?とか思いながら試してみました。
作業記録です。
- 洗浄は中に水たまりができるぐらい少し多めに吹きかけました。
- スイッチを動かし何度か往復操作を行いました。
- もう一回吹きかける。
- 余分な洗浄剤をウェスで吸い取る。
もう一度上の作業全体を繰り返す。
これで、試しに左ウインカーを付けてみたら、不具合は解消されていました。
洗浄後は金属保護成分の入った「接点復活王」などを吹きかけておくことが推奨されているので、その通りしました。
どちらの製品もほとんどの素材を侵しませんとあるので、樹脂部分に少々かかっても良いかと思いながら使いました。
施工後の操作フィーリングですが、スイッチ操作は軽いまま、別に変った感じはしません。(SDX 2台目はスイッチが固いままなので、潤滑油脂を別に補充する必要があるかもしれません)
暫くしてもウインカーの点灯具合は問題ありません。復旧したようです。
オーディオのボリウムだけでなく、バイクのウインカースイッチにも使えました。
あとはしばらく経過してどうなるか・・・
あとがき
ウインカーが点灯しにくいという不具合で主に対処する2か所の修理方法ですが、どちらか原因か迷ったときはスイッチから確認した方が良いです。ウインカーリレーに問題なければリレーを余らせることになります。
ウインカーリレーに接続している2本の端子を両方接触させればウインカーは点滅でなく常時点灯となり、その状態でウインカースイッチの接触不良かどうかをチェックすることもできます。(←先にやれよと突っ込まれそうですが、何となく段取り悪く今回はしませんでした)
ということで、この後に新入りしてきたSDX 2台目で盛大な接触不良がみられ、前回ブログにつづくのでした。後先逆になりました(;^ω^)・・・ブログも段取りよろしくないですねぇ~。
接点復活剤に潤滑作用はあまりなく、ウインカースイッチの固さはあまり変わりませんでした。このカブはスイッチも固いので別の方法で対処する必要があるようです。
つづく。
Amazonで探してみました
今回使用したバランスの良い接点復活王の小型版55mLスプレーです