ジャジャーン!
養生テープで固定してみましたぁ!
あっ、いえ、そうなんです、、一時的な測定のためで、常時仕様ではありません。
SDXのエンジンって仕様上9000rpmまで回るとなっていますので、それが本当か検証してみます。
プラグカバーの上をタコメーターから延びる感知コードで4周ほど巻いて、ここも養生テープで固定という安易な取付です。
このタコメーターは、最高測定値をエンジンの性能に合わせて設定することで精度が上がるようになっています。
SDX の性能に合わせて12000rpmを最高測定値としました。
それでテスト走行してみましたところ、あっという間に12000rpm達成!
アイドリングも4200rpmで表示されます・・・高すぎ、違うじゃん。
設定違いのようです。カブは4サイクルエンジンで1気筒。
普通はその設定項目の値を1p2r(1点火2回転あたり)にしますが、これでは倍の数値が表示されます。
4ストロークエンジン1気筒は、クランクシャフト2回転で1回点火ですが、CDIでキャブレターのカブの場合はどうもクランクシャフト1回転のたびに不要でも1回の点火をしているようなのです。
圧縮の時だけでなく、排気も火花を散らしているのです。今が圧縮だ、排気だと感知する必要がないので、簡単な機構になります。
この機構で不利になるところは点火プラグを倍使うということによってまともな4サイクルより寿命が短くなると考えるべきですかね。プラグ1本数百円だから、その方がコスパが良いということでしょう。
4ストロークでも1回転ごとに1回点火しているということで、1p1rに設定変更すると、想定通りの表示になりました。
正常な回転数が表示される状態となりましたので、やっと計測です。
エンジンが冷えた状態で始動直後のアイドリングは1700rpm強、温まると2200rpmぐらい。ちょっと高いかもしれないが、1速に入れても前に出ませんし良いでしょう。
さて、どこまで回るのか?
2速で、9800回転は回りました。
未だ回りそうですが煩いのでやめました。
このデジタコは2,000円弱でした。安価なタコメーターにありがちな、明らかなレスポンス遅れは感じませんでした。エンジンの回転に追従します。
仮の設置でしたが、常設したくなってきました。
Amazonで探してみました