1982年式スーパーカブ50 スーパーデラックス (SDX) は絶好調!
自分の操縦も慣れてきたので、山に行こうか海に行こうか悩んだところ、今日は夏みたいな暑さの秋になったので涼みがてら登山してみました。
目指すは和泉葛城山山頂858m付近。
大阪方面からほぼダイレクトで登山できる車道は4本あります。
比較的道幅が広く自動車で上がるときに最適な道は、岸和田市の牛滝川から上るコースですが、土砂崩れで数年間通行止め(復旧にいつまでかかるのか不便です)
そのため車で上がることが少なくなっていました。
今回はメンテナンスを終えたスーパーカブで登れるのか?
うん十年前に非力なスクーターで大阪から和歌山への旧峠道を上がったことがあるけど、同様に上がれるのか?試してみることにしました。
途中、昨年新たにできたキャンプ場も見たかったので、そちらから上がってみようと計画。
貝塚市 蕎原(そぶら)郵便局近くの交差点から上がる道です。
無事上がり切ったら、ハイランドパーク粉河→和泉葛城山山頂→ブナ林→牛滝山方面→分岐で岸和田市 塔原町(とのはらちょう)の塔原バス停方面へ降りるルートで行くことにしました。
蕎原に向かう途中、塔原町へ向かう道を流していたのですが、バイクでの景色が良く曲がるポイントを越えてしまい、塔原町からの登山道へ入ってしまいました。
祠のところまでコンクリで広くバイクも上がれまして、そこでUターン。
こうしてみると祠を祭りに来た地元のおっちゃんのバイクって感じで溶け込んでいます。
下って、隣の蕎原の方へ移動しました。
信号のある交差点から登山道へ入っていくのですが、すぐに蕎原の新しく出来たキャンプ場(そぶらフォレストガーデン南)があります。
ここは杉山に段を付けてサイトにしたワイルドさが良いです。
車で通りかかったときも窓越しに見て凄いなぁと思っていたのですが、カブだとゆっくり見ることができます。
身一つでオープン状態ですからね。
やはり凄いキャンプ場です。どっぷり森の中で過ごしたい人には最高でしょう。
いつかカブでキャンプしに来ようと思いました。
そこを越えるとすぐに渓流園地と少し風光明媚な渓流を見ることが出来る場所です。以前から渓流際でキャンプもできる場所で観光もキャンプも有料です。
まだ立ち寄ったことはありませんが・・・(;^ω^)
この辺りまでは2速で登ってきました。
ここを越え、分岐を車道で頂上まで続く右へそれたころから2速では失速、1速にシフトダウンして登りました。
1速で15kmぐらいの速度で、6000~7000rpmぐらいでしょう。SDXは9000rpm迄回せますが、オーバーヒートしても嫌なので、出力8分目で頑張ります。
それ以上回すと振動・音も爆音で凄いですからね。
登り始めて数十分、森林浴をしながら登るっていると少し緩やかな尾根に出ました。
ここからは2速、3速で上がっていきます。
音も静かになり快適。
まもなく開けて左に駐車場、ハイランドパーク粉河到着。
お店開いてるね。
入ってみると栗やらみかんやら売ってました。
ミカンはちょっと酸っぱいかなぁ。両親の作っているミカンとほぼ変わらなかったのでパス。というか同じような地域なので和歌山ミカンというくくりでよく似たもんです。
いつもは車、昔は歩きで登ってきていたけどバイクで登山って歩きの登山の楽版っていう感じですごく良いです。
車での風景でなくて、直で感じれますから。
これはやめれらないぞ。
スーパーカブを手に入れて良かったです。
そのカブも目視的にまったく問題ないです。煙も吐くことなく上がってきました。
バイクも調子が良いので最高です!景色も最高!
さて少し移動して和泉葛城山山頂方面へ行ってみます。
山頂直下に到着しました。
一応は人の出入りが多い国定公園です。おトイレもありますよ。
到着して間もなく、90ccスーパーカブで上がってきたおっちゃんとすれ違い付近の駐車場で停車されました。
それを見ていた近くのおっちゃんが寄って、スマホ用に電源取っているのか?とか話しかけて初対面通しなのに盛り上がっていました。
凄い!おっちゃんコミュニケーション力。
自分のスーパーカブはスマホ用電源を取り付けているのだが、現在それにはすごく軽微な故障中でして。(機会があれば後日ブログUPします)
岸和田牛滝方面の道で下山します。
下山し始めのところにブナ林が広がります。
まだ紅葉までいっていません。
まもなく分岐、その先の牛滝方面は通行禁止でバリケードされています。
塔原の方、左へそれます。
下りはさらに楽しいです。
3速で少しエンブレがかかる程度で、ブレーキの熱ダレに注意しながら下ります。
途中自転車のダウンヒル2台に遭遇、1台抜かせましたが、もう一台はくねくね山道を巧妙に結構なスピードで下りていくので抜かせず、後を追いかけていくことになりました。
頻繁に自転車で上がってきているのだろうか、慣れた感じでダウンヒルしておられました。
この道は、多くのカーブで下から上がってくる車両等が事前に見えるので左カーブ以外は先も予想がつきますが急です。
あっという間に森を駆け抜け塔原に下りてきました。
自動車では対向車が来たらどうしようと狭さを感じる山道ですが、カブでは広く感じて余裕で走れました。
面白かったです。また来ようっと。
・・・
両親の家に寄ってハイランドパーク粉河のミカンの話をすると、「家のはまだできないから安いから買ってきたらよかったのに」・・・ですと( 一一)