前回のとおり燃料コックも手に入ったので、オーバーホールを終えた元のキャブレターに付け替えました。
新品の燃料コックがやたらピカピカです。
ついでに、マニホールドのインシュレーターにある古いパッキンも予備のキャブレターから拝借して更新しておきました。
これで二次エアの吸い込みも当面心配ないでしょう。
キャブ周りが組み上がりましたので試走しながら燃調です。
燃調も指定の位置で調子良い感じです。
エアスクリューは1回転と8分の1が良い感じかな、予備キャブレターと同じでした。
あとで整備マニュアルを参照しているブログを見てわかったのですが、この年式に合致した整備中最初に合わせてみるべき指定の燃調位置でした。このCVキャブの採用が終わった後のカブは1回転と2分の1が最初に合わせる指定位置となっているようです。)
予備キャブレターと違ってこのキャブですと、時速50,60・・・kmとエンジンは無理なく加速していきます。
早すぎるので途中でやめたのでMAXは?です。
まぁ予備のキャブレターが問題あるわけでなく、単に燃調を詰めてきれていなかったせいだと思います。
キャブの調子を見た後にプラグの交換もしておきました。
7の熱価より2番下げた5番のプラグが入っていました。
(後で何となく理由がわかるのだが)
もちろん白く焼けています。
多くのカブのプラグ指定は6番ですが、SDXのプラグ指定は7番です。
(エコノパワーエンジン9000回転仕様のため?)
それならと、意気込んでイリジウムプラグ入れておきました(;^ω^)
(たまたまなのか800円ぐらいで、案外安かったという理由もあり)
新品のCR7Hです。
そうそう、メーターの照明も暗かったので、新しい電球に交換しました。
6V車の電球ってなかなかないのですね。
メーター照明が1.7W 、各種パイロットランプが3Wでした。マツシマ製。
それじゃぁ、四角目のカブのメータ照明交換方法です。
- メインライト左右のネジを緩め、ライトを外す
- メーターケーブルのネジを緩めて外す(ネジが下に落ちきると面倒なのでテープなどで落ちきりないよう、先に止まる部分を作っておくと良い)
- メーターボックス左右にある板バネ状の留め具を押さえるながら持ち上げ外す
- 外に出たボックスの底のランプゴムを引っこ抜き電球交換
メーターボックスのリフトアップ中(;^ω^)
スピードワイヤーの手で回せるギザギザのネジが奥に見える
メーターに差し込んであるゴムのソケットを外したところ
おっとエンブレムもみがいておこう。
メッキ部分が錆でくすんでいたので、樹脂ヘラや爪先でこすり落としてみました。
これが限界かな。
さらに、車載工具のドライバーとプライヤーが揃っていなかったので、中古品を購入してコンプリート。
この頃のスーパーカブのサイドボックスに標準装備な工具です。
別に整備不良にならないのだが、いざというときに使えますので揃えておきました。
これで、ひととおりの整備は終わりでしょう\(^o^)/
・・・
少し遠くまで走ってみました。
その帰り道家の近くで
あれれウィンカーの点滅が・・・だんだん元気をなくしていく、、、
旧車ゆえ安定して走り出すまで、まだ整備が必要なようです。
I