久しぶりに原付(一種)を公道で走らせるための手続きをしました。
入手した スーパーカブ50 SDX 1982年式を登録するため役所へ・・・
中古で買ったので販売証明書を持っていざ窓口へ。
さらに確認をお願いしますと、いったん返されてしまいました。
個人営業の古物商さんから買ったので、役所から販売証明書と古物商免許のコピーも求められました。
その前に、よくあるパターンの手続き例です。
<個人間取引>
譲る方:「ナンバープレート」「標識交付証明書」「身分証明書」「認印」を用意して役所で廃車証明書を発行してもらい受領する。廃車証明書の譲渡証明欄(もしくは様式ダウンロードなどで別に用意した譲渡証明書)に記入して譲り受ける人に渡す。
譲り受ける方:上記書類「廃車証明書」「譲渡証明書」「身分証明書」「認印」を用意して役所で名義変更の手続きを行います。
<バイク販売店さんから購入>
販売証明書でOK。ただし個人販売店(販売証明が個人名)の場合はお店である証明(古物商免許のコピー)も必要な時あり。
車体番号に紙を当てて鉛筆で擦り出す「石摺り」(いしずり)が必要な場合もあります。
さて、今回の手続きの話に戻りまして。
上の2例は今までに経験ありでしたが、古物商さんからの購入例はなかったなぁ。
役所がおっしゃるには、もし書類が無かったら、私が一切の責任をとると判を押して無籍車登録をするしかないそうです。
(注意:これらの扱いは役所によって少しずつ違ってきます)
ちなみに、古物商さんが仕入れた先の知り合いのおじいちゃん、古物商さんもおじいちゃんが昔乗っていたのを見ていたので物はワンオーナーと確信できるとのことです。そのこともあり、念のため廃車証明書がないか聞いたそうですが、とっくに忘れてどこに行ったか「分からない」だったそうです。
幸い、古物商免許のコピーが届きましたので、それでの登録することができました。
ということは、ナンバープレート入手です。
家族が代理で手続きしてくれたのですが、'82年式なので、82が入っているナンバープレートにしてくれました!
嬉しいです。
その年式の1年前は関西ではポートピア博覧会'81で盛り上がっていた年。近未来を感じる博覧会でした。
そして1982年(昭和57年)FMエアチェックがマイブームだった頃。
邦楽のレコード売上(まだレコードの時代です)
1位 待つわ/あみん 101.8万
2位 セーラー服と機関銃/薬師丸ひろ子 83.5万
3位 聖母たちのララバイ/岩崎宏美 78.5万
やばいです。39年前、はるか昔のようですが、当時を何とか生きていた者としては、曲を聴くと一瞬でその時代の感覚が戻ります。
その時代に新車で走っていたスーパーカブです。想像してオーバーラップします!
スーパーカブは近未来を感じたその時代もその後もビジネス用途に多く使われただけに結構同じような機構で一貫してきました。
現代においても当時の車体でありながら合理的な完成度の高さを感じます。
このカブ自体、オイル交換歴が貼られていたことから、大切にされてきたもののようで、時代を超えていまだ動く状態にあるわけです。
ところで役所の手続きは今も昔もさほど変わらずでしたが、もう一つ必要な自賠責保険の手続きはずいぶん前に行った時とは違っていました。
コンビニで24時間いつでも登録して自賠責シールが入手可能!
仕事から帰ってきてから、夜8時頃に近くのローソンに行ってきました。
役所でもらったプレートと書類一式の情報を参考にロッピーに入力して申し込むと、引換券がでてきて、レジでお支払い(現金のみ可:この対応は古い)すると、保険の書類とシールが即時発行されました。
令和っていうシール、新鮮ですね。
ということは
これで公道を走れる・・・が、安心して乗るにはさらに整備しなければダメだ!
つづく
amazonで探してみました
ポートピア ♪the city of light and waves
ベスト1