昨年の春、大阪マンション4号のリフォームで水栓交換何度チャレンジしても水漏れのトラウマにより、数か月間水回りの作業をしませんでした。
11月になり、完成も近づき残り作業も少なくなりましたので、残していた水回り作業をするしかない状況となりました。
失敗の原因は分かっていました。
取付口の掃除がしっかりと出来ていなかったことです。
以前の水栓交換は毎回基本に忠実に実施していたので、しっかり掃除ができていたのですが、今回は慣れと、掃除をしなかった場合の不具合発生経験不足により、ざっぱな掃除をしていたからでした。
分かれば簡単なことです。
「交換する配管の接続口はゴミが噛んで水漏れしないよう綺麗に掃除する」
鉄則です!!
今回は、これを肝にキッチン混合水栓の交換です。
既設の混合栓は出口付近の部品取り付け部分が腐食によりゴムとネジが欠落。
部品があっても腐食のため取付不可な状態になっていました。
そのため、本来の出口とは別のところから水がしたたり落ちる始末。
購入直後から頭の中で交換決定のものでした。
そのため混合栓は、リフォーム開始に速攻で確保しておきました。
この水栓、キッチン用普通の水栓の中では自分的に一押しです。
お湯と水の切替点でカッチっと音がします。いつの間にかお湯側になって意図せず給湯させるという無駄なガス使用を防止できます。
さらに8千円未満と安いです。
工事を始めましょう。
キッチンの奥にあるネジを外すと後ろを隠している板が外れて水管が見える状態になりました。
このマンションのメンテナンス性は悪くないです。
写真でも見えるのですが、少し太いメッキの管は逆止弁です。
この上部のナットを緩めると混合水栓の管が外れます。
その前に、混合水栓の固定状態を外しておきたいです。
外すためには、古いものなので、付け根の大きな六角ナット状のものを回すタイプです。この大きなナット状のものがネジと同じ要領で固定されているので、左回しで緩めます。
顎が思いっきり広がるウォータープライヤーでも良いのですが、場所が狭いだけに完全に回せないです。
そこで、プライヤーで緩めることが出来るところまで緩めて、こうした場所専用の工具を使いました。
ある程度緩まったら素手で回せる状態になり外せました。
狭いので頭を突っ込んで作業しますから、しばらくは狭い空間での作業でした。
次に、配管を外します。
逆止弁の上のナットをレンチ2本を駆使して、逆止弁を固定、上のナットを回すイメージで外します。
古い混合水栓を取り外しました。
銅管が付いています。古いですね~。
これまでお役目ご苦労様でした。
新しいシングルレバーハンドル混合水栓です。
【Amazon.co.jp 限定】LIXIL RSF-541Y-AMZ です。
銅管でなく樹脂製ホースになっています。進化しましたね。
ホースが銅管ほど固くないので取り回しが楽です。
取り付けホールの周りも汚れていましたので綺麗にしておきました。
サンポール現役で手早く水垢落としもしました。
色々なところで役立つサンポール。だけど匂いが嫌いです。使ってもいずれ消えるので良しとします。
新しい水栓のセッティングです。
この穴への固定は、今時のシングルレバー式混合栓らしく説明書を見ると簡単に出来ました。専用工具も要りません(*^^)v
水管の接続も簡単でした。
と言いたいところですが、トラブル発生!!
アダプターから水漏れ、取付後は1日後もティッシュなどを当てて確認するのですが、ほんの少し濡れます。
これは水栓の問題ではないです。やはり掃除でしょう。
水漏れ箇所の部品を外して、接続口をスマホのカメラで撮影しながら観察するとなんだか白い物が付着。
石灰質な水道の水垢が挟まっていました。
これは鉄則の掃除あるのみです。
掃除をしたあと接続して1日置いてみましたが問題なし。
やはり掃除は要ですね♪
出来上がり。
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