なんていうのはどうだか。
季節が良くなってきたので何年かぶりにスプラウトを育ててみることにした。
以前、スプラウト栽培用に用意した道具をとりだしてきたのだが、これはいろいろ試行錯誤しながらそろえたものでしたので紹介することにします。
スプラウトを撒く床というのが、ティッシュやらスポンジやらといろいろあると思いますが、石を使っています。
ティッシュはカビの繁殖が早いようで、スポンジはコスパでイマイチだったところ、小石ならどうかとマルチストーンの小粒なタイプを使うとカビの増殖も少なく自分の環境に最適でした。
石のサイズは3mmぐらい(石の単位でいうと1分)の大きさが良いです。また、野菜を育てることになるのでカビ防止剤入りも避けるべきです。
ケースは100均(ダイソー)のパン保存用の物を使います。ちょうどスプラウトが成長してもはみ出ない深さです。
(蕎麦のスプラウト)
浅いケースに入れてスプラウトが「ぼわっ」とできている姿が想像されるけど、それだとコバエなどが近づいて虫の繁殖プランターにもなってしまいます(;^ω^)
そこで、空気の通る不織布で覆って虫の侵入を防ぎます。
横から見るとこんな感じ
もうひとつ、ほとんどの種が暗いところで発芽します。ですから発芽時に暗くするための覆いを何等か作る必要があります。
私は段ボールをかぶせています。
部屋の片隅に置いた2段の段ボールを上げると、このように種をまいたばかりのプランターが入っています。
ここまで整えると運用は簡単です。
温度と水の管理だけ注意しておけば、何度も何度も同じパターンでスプラウトを育てることができます。
石は再利用します。根本だけをざっくり切って収穫した後、水を入れると根と一緒についた石が落ちていきます。根は浮いて、石は底に落ちます。
分離した根だけを取り出して廃棄した後に石を網ざるで受けて取り出します。
そのまま天日干しで殺菌するのがベストです。
最近は、おしゃれにビーカーで作ったりしています。
(ビーカー内のカイワレ大根)
少しサラダに和える分ぐらいなら、この方が良いかも。
【補足】
蕎麦スプラウトの発芽できる温度は18℃~25℃です。蕎麦はもう少し低くても時間はかかりますが発芽します。温度が高すぎても発芽しません。
カイワレ大根は15℃~25℃です。温度が高くても育ちますが、水が腐りやすくなりますので25℃までが良いでしょう。
水を切らさないよう、上手くいくと1週間ぐらいで食卓に添えることができます。
そうそう、画像で暗くするための箱が2個あったのは、日にちをずらしながら育てているからです。