クロス屋さんに見積もり依頼中のこと、「壁穴も1か所塞ぐ料金を足してこの金額になります」
今回は、石膏ボードの壁穴をふさぐ作業もクロス屋さんにしてもらう方針でした。
私「1か所?クロス屋さんの後ろも足した?」
クロス屋さん「設備の穴かと思いました」
私 あらら困ったと内心思いながらも「いいよ、自分で修理するから」
クロス屋さん「見積もり端数取る計算した後でしたので助かります」
私思う、じゃぁおまけだね。と言いそうになったが、このクロス屋さんもともと安めなので言えず。
とうことで、穴をふさぐことになったので、私流、穴埋め作業を公開できることになりました。
用意する物
- ネジが止まるほどの厚さで幅6cmぐらいの木板を用意(今回5mm厚の100均ショップの桐材で幅は少しある)。
- 壁の厚み以下の木材または壁材そのもの(私はタイガー石膏の天井板で代用=これは少し厚いので表裏の紙の表面を剥がしました=すべて剥がしてはいけません:石膏が崩れます)
- 木ネジも壁の厚み+10mm以上の長さを適当に用意。
- 木工ボンド
- パテ:ヤヨイ化学のホシュ・パテが使いやすいです。
作業開始
- 穴をなるべく四角に切り広げます。(四角の方が材料を切り出しやすいですからです)
今回は近くにあったパイプソーにしましたが、カッターで何回かなぞって切る方法や、新たに買うならカッターに鋸状の歯が付いたものが簡単に切れます。
いつもならそのカッターを使うのですが別の家に置いて取りに行くのが面倒なのでソーにしました。ただし、パイプソーは表裏の紙をささくれた状態にしてしまうので後処理が面倒になります(ダメ例)からカッター系のものが良いでしょう。
- 切り出したごみを掃除します。
穴の中に落ちたごみを吸い出したい場合は、固めの紙を筒状にして掃除機に接続すると柔軟に隙間に入り込み吸い出せるかもしれません。
壁の中は見えないから放置というのもありですが。
- 穴を成形できたら石膏ボードの裏に板を適当な大きさに切って貼ります。
木工ボンドで貼りますが、密着させるために石膏ボードと木ネジで共締めします。(木ネジはボンドが乾いた後で取り去りますので留れば何でもよい)
- 成形した穴の形に合わせて板材を切り出します。(少し小さくなるよう)
用意する物でも書きましたが、使用したボードは天井用、少し厚いので両面のボール紙部分の表面のみ剥がしました。
パテを使いますので、厚みが少し足りなくても、大きさが小さくなり5mmぐらい隙間ができても大丈夫。そのほうが綺麗に出来上がったりする。 - 切り出した板材を穴に嵌めて木工ボンドで貼り付けます。先と同じように木ネジで当て板共に締めて密着させます。
- 木工ボンドが乾いたら、木ネジを外します。
- 穴や隙間をパテで埋めて均します。
出来上がりです。
これで壁紙を貼ることができる状態になりました。