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Shure Type3 SONY XL15 Victor Z1-S etc レコードプレーヤーのカートリッジを取り換え、後で間違いに気づく

昨年はレコードプレーヤーをたくさん入手できたので、あわせてカートリッジも取り換えひっかえしてみた感想です。そして今、間違いに気づたところです。

2019年3月にはカートリッジにあわせてフォノアンプをレベル調整ができるものに交換してるぐらいです。並みに良いフォノアンプです。

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いまのところ、自分の好みはVictorのZ1-S なんですが、中学生の時に初めてレコードカートリッジのSONY XL15を入手してから、Audio-tecnicaのLT-12という背中にゴムインシュレーターが付いたヘッドシェルを付けて、そんなシェルを付けるレコードプレーヤーがないから友達の家のレコードプレーヤーを借りてカセットに録音していました。

ということで、SONY XL15がレファレンスカートリッジとなっているので手放すこともないと思います。

聴き比べはいつもこれとなります。今も何個かゴロゴロしています。

(中古店で安値が付いていると、ついつい買っちゃうのですね=音だけでないXL15の魔力に取りつかれているようです=ブラック色に赤のスタイラス筐体良いっす!)

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XL15の音質はSONYなのですね。それ何?って言われると、80年代のSONYの音、いまもかもしれないが低音域がSONYに基準があるのかと思うほどに、一定の締まった音で出てくること、そして中高音域が元気だけど、全体的に落ち着くようコントロールされた音。って製品の値段による差はあっても一様に同じようなSONYの音作りがされていました。

写真にはVL15Gもありますが、プレーヤー付属用の型番違いで同じようなものです。

Shure V15 Type3 という、大人気、今もかなのカートリッジのようです。

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これを先のカートリッジと比べますと、V15の方がやや高音域が目立つ細い音に聞こえますが、何故かドラムなどのアタック、パンチが効くカートリッジです。特徴的というか癖というか、この辺にはまってしまうとこれということになるのか?

ここまで書いて、しかも手放したあとで試しておけばよかったことが判明しました。

フォノイコライザーにキャパシティブロード(容量性負荷)の切替が付いているのに試していませんでした。v15 Type3 は400~500pf指定というから、100pf設定で聴いていたため細い音になるのは当たり前でした。それでも200pfまでの切替しかないので足りないのですが。外付けコンデンサ付ける?

また入手する理由ができました(;^ω^)

まとめです。

V15 Type3 は容量性負荷を100pfで使ったため、ハイ上がりでした。それでもパンチがある音がします。併せるとどっしりパンチの聴いた音になるのかもしれません。いずれ試したいと思います。

Empire 400TC(2019年5月北海道で入手~放出済) 、わざわざ USA LP GEAR からスタイラスを輸入して聴いたけどハイあがりな音です。しかしこれも容量性負荷をしらべると250pFらしい。Type3同様にはやまったことをした。

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Z1-S は、なんでも鳴らしてしまおうというゴージャスな音作りです。

左のカートリッジがZ1-Sですが、2019年5月のときにこれだけカートリッジとさらにレコードプレーヤーが下にもあった模様・・・2019年8月に、Z1-Sの音で良いよ!って決め込んだので整理して今は無い。

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Z1-Sはレベルも大きいのでアッテネータで2~3dbぐらい落とすと他のカートリッジのレベルになります。(そのために冒頭のとおりフォノアンプを交換した)それで聴いてもゴージャスさがあります。なので、聞こえなかった音が聞こえるかもしれません。それでいて楽器の定位が決まります。

Victor といえば MD-1013(1019年5月北海道で入手~放出済)というのもありました。どっしりとふくよかな低音で重量感のある音、1960年代の曲に似合う音です。製造された年代にあうカートリッジだと思います。

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他にもPioneer のPC-110 (2019年2月入手~放出済)は、低音が張り出し安定感ある音作りです。

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SANYO の青色△帽子の交換針が付く名称不明なカートリッジ(2019年7月入手~放出済:針先は別に購入ST-37D)は ハイ上がりですが、シンバルの音の領域が前に出ます。・・・ハイ上がり、実は容量性負荷高めを要求?

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そして低音は柔らかくもあり締まった状態でもありという何とも良い音が少し前に出る感じでした。SANYOの単体レコードプレーヤーや、ミニコンポにも一体型カートリッジという形態であったようです。

ちなみにMCカートリッジには手を出していません。高校の時から10年ぐらい MC-100E を持っていましたが、XL15と聞き比べをして、100Eの方が解像感がなくおとなしすぎるところに嫌気を刺し手放したはずです。もしかしたらダンパーへたりや帯磁して本領を発揮していなかったのかもしれません。

DENON MC-103なども聴いてみたいなと思う今日この頃です。

先に、MMカートリッジの容量性負荷の落とし穴にはまっていたのが、これで判明したので再度入手するかもしれません。いえ、ハイ上がりでなければ良いと思っていましたから(;^ω^)