マイカーのモビリオも15万kmを越えました。コロナの影響で毎日100km以上の通勤に使うようになったためさらに距離が伸びそうです。
モビリオには持病があるといわれています。
それは、発進時の振動、ジャダ―という現象が徐々に大きくなっていくのです。
湿式多板クラッチの面が荒れると先のような症状が生じるといわれています。
症状が出始めてディーラーにもっていくと、当たり付けで荒れた面をこすり合わせて調整し直します。つまり、少し削っちゃうということ。
こうすると、いつかは消耗してクラッチが効かなくなるほどの限界点に達するのも予想できます。
それを防ぐにはと、いろいろ調べて目にとまったのは、オートメカニック 2015年3月号 「大実験!添加剤でCVTの段付きが直る!?」という記事。
昔々、何度かの投稿記事掲載やレビューなど参加する年間購読者でした。1級整備士をもつ友人とこれを片手に話をしているうちにいろいろと車の構造的知識がついた教科書でもありました。
いまは購読していないので手元になく、バックナンバーを入手して読んでみると、通常のすり合わせ方法の掲載ほか添加剤SOD-1で収めた実験で効果があることが記載されていました。
ちなみに、久々に手にしたバックナンバー、良いですね。今でもサンデーメカニックには最適な教科書かと思います。オススメ!
では、実際に試すしかないということで、車検がてら馴染みのディーラーにお願いして古いオイルを400cc抜いて代わりにその分の添加剤SOD-1を入れてみました。
そして、その車で走りだしてみました。
あれ?何もない。
普通です。
変化が無いのでなく、ガッガッガッっていうのがなくなり、普通に発進します。
驚きです。走り出した途端からスムーズになりましたねぇ、ジャダーが全くでない。
このフレーズは通販番組かと自分で思いつつですが、私の車では効果抜群です。
あとでディーラーにもしかして「添加するときにあたり付け作業もした?」って聞いてみたが、逆に「してないしてない!本当に効果あったのですか?凄いですねぇ」と返されました。
それ以降、行く度に「どう?」ってきかれるのだが、「変わらず維持しているよ」と返事、「本当に凄いねぇ」とのやり取りが定番になりました。
ホンダのメーカー直営店じゃないから店で個別に売れるんじゃない売ったら?と言って
ます。(今後のことを考え、ネットで入手するのが面倒なのを回避したいため)
半年経ちますが変わらず維持しています。
滑らない湿式多板クラッチは、0kmからの発進時に即ダイレクトに接続される感があって、普通に踏むとそのせいか前に出過ぎてしまいます。
一般道の大阪中央環状線を南北にひた走っていますが、燃費は15km/L(エアコンコンプレッサOFF)です。
SOD-1はエステル系添加剤、その仕組みはメーカーのホームページをご覧いただいた方が良いだろう。
実際に試して、今はジャダ―などまったく考えることなく、アクセルを踏み込み加速できている。
L15A型:1.5L 直4 SOHC VTEC 湿式・多板のスタートクラッチ式CVTなモビリオ(マイナーチェンジ後)、さていつまで乗り続けることができるのでしょうか。