有線放送(USEN)が埋め込みで付いていたマンションですが、今は解約され使えません。そして機器本体もアナログ時代の物ですので今やデジタル配信となっているUSENサービスに再利用もできません。
何を再利用するか、せっかく壁内配線がされているのでそれを利用して、Bluetoothでスマホなどを繋げてカフェのようなひと時を過ごせるようにする目論見です。
まずは要らない 440MT-501DK を外すことにしました。
AC100Vにコネクタ経由で細い線でつながっていますので、ブレーカーを落としておいた方が安全です。直前まで見えないところですので、絶縁されていないところに手や工具が触れると危険ですからね。
パネルの下の方に1cm強巾で横細の隙間が最初にアクセスするポートです。
そこにマイナスドライバーを突っ込み、テコの応用で内側の爪を押さえながら外しました。
すると、化粧パネルが外れます。
ボタンだけになり、下の方にネジが1本見えます。
このネジを緩めます。
下側を手前に引くと、上の爪が少し引っ掛かっているだけで、それが外れるとパかっと落ちますので、手で支えながら行いますと、全面の基板やら何やら外れてきました。
あとは本体と各種コードが壁側と繋がっています。
およそコネクター接続ですので、外すのは簡単です。
下方中央のコネクタコードがAC100の電源です。再度言いますが細い線ですがAC100Vがかかっていますので注意して外します。用心してブレーカーを落とすと安心して作業ができます。
コネクターコードをすべて外すこで、壁から切り離すことができました。
(↑外れた機器)
これで壁側の中身が丸見えになりました。
あとは見ての通り、AC100VがVVFコードで絶縁されているのが判ると思います。テレビと同じ同軸ケーブルもあると思います。こちらも電圧がかかっている可能性がありますので、念のため触れないようテープで巻いておきます。(ちなみにうちのはテスターで測ると0Vでした。ちなみに廃止設備に電圧がかかっていると少し怒りますけどね)
そして、機器のボックスが残りました。
このボックスにはスピーカーコードのターミナル端子が付いていて、L(左スピーカー)、R(右スピーカー)のそれぞれプラスマイナスのコードがネジ止めされていますのでこれがスピーカーに繋がるコードです。
Bluetoothアンプの左右プラスマイナスに合わせて繋ぎました。
アンプへの接続は仮の姿です。
これから先、普通に使えるように整備調整しますが、後日となります。
スピーカーはどうするか?
もともとついていたものは、薄型でラジカセのような音がしました。
今時の小さなスピーカーアンプの方が良く聞こえるので取り外しました。
代わりに、先に入手したBOSE 101MM を設置して繋ぎました。
さっそく音出ししてみました。
物が何もないということもあり、壁一面に近いので低音域で少し気持ちよくない音が反響してしまいました。石膏ボードの共振のような気がします。
これも物が入ると治まると思われるのである程度ノープロブレムでしょう。
良くも悪くもBOSEのスピーカーでも低音控えめな101MMの音です。少し前のお店のBGM音です。
ちょっと主張しすぎたかなぁ。
よし、これでスマホとBluetoothで接続してストリーミングで音楽聞きながら他の作業だ!
しばらく聞き入って作業が進みませんでした(^^;
Amazonで探してみました
スピーカー付きシーリングライトなら容易に天井付近から音楽が流せます
使用したアンプです