八百万の森

やおよろずのもり キャンプ☆DIY☆いろいろ

窓の鍵はクレセントという:何が変!このクレセント。

今日の作業は終わり(;^ω^) 窓を閉めて鍵をかけましょう。

えっ!このクレセント何かおかしい。浮いている!

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ネジの締め付け不足か?

じゃあ増し締めしましょう!

固くてこれ以上増し締めできません。

一回外してみるか。

何ということでしょう。

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中の板がめくり上がり、部品が固定できないでいました。

板は自然にめくり上がったのでなく、故意に外してひん曲がる状態になっていました。

前の持ち主、これも分解したの?

でも元に戻せなくなって適当に固定されていた。あぁ、またですか。

仕組みをみると、ロッド棒が2本あるタイプでした。

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2本のロッド棒は上下にあり、それぞれクレセントを閉めたときに上と下の密閉用板をサッシのレールに嵌めるように動作して気密性を高める役目を負っています。

ロッド棒が2本というタイプのクレセントは、もう売っていないようです。

今は、ロッド棒が無いタイプしかないようです。無いタイプを付けると、先の機能が使えなくなります。下の機密性を高める機能が引力で下がったままになるので、たぶんブレーキのようになり少し重たくなってくるはずです。

今あるクレセントを修理して使うしかありません。

部品を嵌め直し、めくれた板を押さえて、元の状態にしてといっても、板が反発で反り返るので、指の力で押さえつけながら、サッシにとりつけ。

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この時、上下ロッド棒がサッシ内の機構の穴に差し込まなければなりません。

機構は引力で落ちてしまうので、クレセントのロッド棒の位置になりません。

片方の穴に差し込み、クレセントを上下にずらしながら別の穴にも差し込むという技が必要です。

しかも、反り返る板を押さえつけながらだと結構な芸当になりました。

そうしながらも嵌りましたので、ネジで固定してみると、ネジの種類が違うことに気づきました。しかも下側はなめている。

ネジ買ってきました。

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鍋ネジ頭大を買ってきましたが、頭大がクレセントのネジ部分の窪みに入らず断念。

頭の直径が大きくない平たい頭のネジを買ってきて上手く固定できました。

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しかもなめていたところもキッチリ固定できました。

元ネジはネジ側も舐めていたようです。

今回も無事修理ができました。