久々にカメラの話題ですが、まず2019年8月のことから書くことにしましょう。
COSINA CT1 SUPER を息子が入手しました。しかしなんだかおかしい。ミラーが前に張り出していて大きく感じます。??
よく見ると、前方へズレている状態でした。
接着剤で貼りつけられていて経年劣化でズレてくるそうです。
そこで、ミラーガラスと板の隙間にエタノールをスポイトで垂らし、その隙間に最新の注意を払いながら少しずつカッターの刃先を突っ込んでいったところ、ミラーガラス自体を切り離すことに成功しました。\(^o^)/
古い接着剤の跡が丸く付いていました。
エタノールは、カッターを滑りやすくして隙間に入りやすくすることで、中の古い接着剤を切り離しやすくするために使いました。これがないと古い接着剤がゴム状のため刃先の動きをブレーキのごとく止めにかかり、うまく刃先を動かせず切り離しが大変でした。もしかしたら、変に力が入って他を傷つけるかもしれません。
今回は、ウルトラ多用途SU で接着しました。少量で良いです。
少量でも洗濯バサミで圧をかけ貼り合わせると薄くなるのではみ出てきました。
しっかり付いて、もう外せないかもと思いつつ、古い発砲ゴムのような接着剤も残したままにしましたので、残った部分に刃先が入り切り取れるかもともくろんでいます。
逆いうとその残りが、またずれてくる原因になるかもしれません。まぁ、何年ものあいだは大丈夫でしょう!
乾燥後は問題なく動作しました。
Kマウントのレンズが使いたい一心で調達したそうです。オールマニュアルで使うので良いそうです。
その後、試し撮りをした結果、なんと前ピン続出???
ミラーの修理方法が間違っているかもしれません。
・・・しばらく放置していました。・・・
ミラーを調整してみることにしたのは2020年になってから、つづきは次回にしましょう。
→2020年2月2日 失敗から学ぶフィルムカメラのミラーズレ修理 をご覧ください。