八百万の森

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家電製品の電子基板を洗う、洗浄してみる

前回のブログでステレオアンプを水洗い(60℃のお湯)したことを載せましたが、その肝心なシーンの画像を撮ってないとお断りしていました。

今回、手元の小さなオーディオ部品(レコードプレーヤーのヘッドシェルという部品)を洗う機会があったので、代わりにこれを載ます。

金属部分に青錆が来るぐらいの薄汚れたヘッドシェルです。金メッキはくすんでいます。

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キッチン用マジックリンに5分ほど浸しました。泡まみれ

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60℃のお湯で入念に洗い流しました。そしてドライヤーで入念に乾かしました。水が残ることで起きる弊害(錆など)を素早く乾かすことで防止します。

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触れずとも洗剤だけで多くの青錆がとれ、メッキ部分は輝きました。

さらに、薄ら残る青錆は薄く脆いので精密ドライバーの先などで擦るとすぐにとれます。

今回は小さな部品でしたが、大きな電子基板でも同様です。要は水が入ると抜けず=酸化(変化)する可能性があったり、スイッチなど機械機構があって油脂が抜ける恐れのある部分は避けるようにしなければなりません。もちろん機械機構で油脂が抜けても適宜補填できるのであれば問題ないです。

洗う作業は必要最小限として、その後は早く完全に乾かすが鉄則です。

ちなみに、大きな電源トランスなどは配線と金属板が幾層も重なっていて、その隙間に水がはいるとなかなか抜けきれず錆びます。(経験より)