札幌のワンルームです。バスルームの排水口をDIYで修繕します。
修繕といっても完全壊れているわけではないですが、非常に問題があります。
理想の排水口はこれです。
しかし、実際にあるのは鉄の排水口(ワントラップ)です。
もちろん、錆
釣鐘状のワンもこの通り
錆鉄の塊
これは、使っていくうちに錆びてボロボロに朽ちていきます。塗装しながらメンテをすると持ちがよくなりますが面倒くさい。
日ごろの使用でも問題があります。
排水口は綺麗にしておかなければ、すぐに詰まります。汚れた排水口を掃除するのにげんなりしながら、さらに錆鉄ボロボロも加わりウゲェー、掃除する気も失せますね。
そこで、毎日でも掃除したくなる綺麗な排水口にしようと思います。
まずは、今の鉄さびワントラップをどうにかすることにしました。
10月に作業したときに排水口クリーナーを付けて簡単に掃除をしておきました。
1ヶ月ぶりの11月に訪れてみると、このワントラップ内の水はすべて干上がりカラッカラ。トイレやキッチンのトラップは満々と水があるのに・・・漏れてる?
どうも、錆で毛細現象がおき蒸発しやすくなっているようです。
ラッキー!今回の作業で乾燥させる工程がなくなりました。
作業
- 清掃(1か月前に済)
- 乾燥(既に自然的に乾燥済み)
- 錆び落とし(ケレン)作業
- 錆び処理塗装
- 上塗り
- 今後どうするか
2まで終わっているので3の錆び落としからです。
錆こぶもあり、一部がボロっと壊れるかなと思ったのですが、鉄の厚みが結構あり大丈夫そうです。
ドライバーでこぶを剥がし、およそ平たんになったところで、ドリルの先にケレン用ブラシをつけて電動で錆び落としをします。
錆粉が舞うので、マスクをして徐々に・・・
完全に錆を落としません、大きな凸凹がなくなり、まんべんなく錆が付いた状態でOKです。
今回は、錆を黒錆びに転換しながら塗装できる塗料を使うためです。
ところで、上の写真でもわかるのですが、ワントラップと周りとの間に1mmほどの隙間、深さは3mmぐらいの溝があります。周りの灰色部分はコーキングです。
公園で撮ってきた排水口です。これを参考にすると同じように4つの出っ張りがあります。
どうも、上に目ネジ用の輪っかがあったと思われますが、既に撤去されていました。
作業に戻ります。
塗装にはBAN-Zのサビキラープロを使用しました。
錆が凄いので、塗料と同量の水を混ぜて薄めた塗料を塗ります。
黒っぽいシルバーになりました。
乾いてから、さらに塗料100%で塗ります。
1回目、塗料の錆チェンジがまだ足りない部分のサインがでていましたので、2度目を塗ります。
う~ん、気温が下がってきてるので乾きが悪い。ある程度乾いたところでドライヤーなど当てて乾かす。
一晩乾かしたが、完全に乾ききれず時間切れ。
次回来た時につづきをすることにします。
大阪に戻った後、今後の対策を練り直してみました。
以前からツッコミどころリストでも目標としている : もし貸し家にした場合、綺麗好きな方が入っても落胆しないような明るい綺麗な部屋。→拭いても洗っても元が汚いから無理ということにならないよう。
ということを考慮して・・・
こまま使用しても、常時水っ気があるとそのうちまた錆が発生することでしょう。今回の錆び処理をした状態で終わらせ、新たなワントラップをかぶせることにしました。
使用するワントラップ部分が新品となり、掃除したくなる排水口となるはずです。
現在のワントラップは開口部100mm、トラップ内の出っ張りまで75mmの高さ空間+35mmの溝があり、足して最大110mmの高さがあります。
いっそのことトラップ内の出っ張りまで錆びて朽ちてなくなってしまっていたらもっと余裕があって大きなワントラップをかぶせることができるのですが、そう都合よくはなりません。
この排水管はトイレもキッチンもすべて一つの立管に集結しているようで、引きがまぁまぁかかるようです。負けないよう封水50mmのワントラップをチョイスしました。
開口90mmで配管50が使えるのを入れたかったのですが、先の高さ制限で無理です。やむを得ず開口75mmで配管40のステンレス製ワントラップにしました。
機能的かつ見栄え良く設置するため、オリジナルの輪っか部品を作ります。
それはまた後日。
<2019.02.08追記>
つづき→2019.2.5「ワントラップ排水口のカバー工法?部品作製」をご覧ください。
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