札幌の家(マンション)で、以前に蛇口周りのリフォームしていて、どうも区分内の配管も取り換えがされてた模様といったのは、これ。
写真は天井裏の水道配管の最高場所にある分配するためのヘッダーです。
普段は閉鎖された屋内天井裏とはいえ、金属類があまりにもピカピカ
天吊のネジが昨年の新築ですといっても異論ないような状態。
そしてこの配管システムが、給水・給湯用架橋ポリエチレン管(PN15)を使ったものです。
2000年頃以降流行り始めた配管方法ですので、このマンションんの建築年数よりずっと若いということからも、水道管をやり直していることが確実と思われます。
札幌の建物なので、凍結防止に水抜き(水落とし)ができる配管ルートをとるため、天井裏の高いところを通して壁内で下ろされ水栓(蛇口)が低い位置になるようになっています。
大阪の家屋の場合は、ほとんど凍結の心配をする必要がないので、床下から立ち上げるのが普通です。というか、札幌のような状態だと水漏れしたとき、天井から壁、床まで全体だめになるのでいやだぁ!っていう思いがあります。
ヘッダーには、光合金製造の自動吸気弁(LKS)が付いていますので、水抜き作業をするときは、最高部の弁の開け閉めをせずとも作業ができるようになっています。
もし、自動吸気弁が壊れて水漏れしても、ユニットバスの点検口上にあるので、それなりに大丈夫なところに考えて配置されています。
改めて寒冷地仕様の住宅設備ということを認識するのでした。