10年ほど前に、家内が仲間内で100㎡ぐらいの会場内で、家庭の器材を持ち寄り映画観賞会のようなことをしたいというので、それなりの音が出たら良いやと思ってハー〇〇フで数千円で中古購入した YST-M45Dというアクティブスピーカーが、その後あまり使われることなく残っていた。
鑑賞会当時、小さいわりに低音からある程度の迫力をもって鳴ってくれて、それなりに使えたので、案外イケルじゃないか。と思ったのを記憶していた。
昨年、レコードプレーヤーを復旧させたときのアンプスピーカーとして使ってみると、やはり、それなりに聴けるが、長短あった。
まず気になるところは、デザインが初期PCの筐体にあわせ、乳白色のやはりプラスティックむき出し感、さらに日焼けが目立ち始めている。これらは、やむを得ないが気になるといえば気になる。音量をあげるとプラスティックの共振音のような感も拒めないかなぁ。
良いところは、Yamaha Y・S・T技術で小ぶりな割に低音が出るところで、場所をとらない。
今回のような仮にとか、少しのスペースでスピーカーオーディオを組むにはアンプとスピーカー、さらにDAコンバータも付いているのでネットオーディオにもちょうど良い。
ちなみに、ボリウムを上げていってもヤマハの技術により低音域増強された音が割れることなくふくよかに鳴ってくれるので、スピーカーユニットもそれなりに良いのだが、どのようなアンプが入っているのか調べてみたところ、どうもSANYO のパワーアンプIC LA4620 が使われているらしいことが分かった。
というような、長短、仕様みたいなところを把握したうえで、やはり、これは仮の状態といえる
(頭の中によぎるものがある)
せっかくオーディオ部屋も作れる環境になったことだから、少しだけピュアオーディオな環境で聴いてみたい
と思うようになり、このたびさらに進展することになった。
以上、序章である。